オオサカジン

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2024年11月24日

前歴を活かした行政書士になるのは難しい所があります




行政書士で活かせない前歴はお荷物になる

今日は前歴を活かした行政書士業務について。
行政書士業務に関連した仕事の経験は有利に働くと思います。

例えば建設業や運送業での勤務経験。
特定技能の支援機関で勤務している。
(支援機関上がりの行政書士が増えてきた)
社会福祉士やケアマネをしていた経験。
公務員で許認可を扱っていた経験。
金融機関での勤務経験。
一般企業で営業していた経験など。

当時の経験を武器に専門分野で無双?できるかも。
実際に強みにして行政書士している人もいる。
業界経験や業界の人脈はお金で買えないです。
とても羨ましい限りです。

逆に活かしきれないパターンもある。
(実のところは、こっちの方が多い気がする)
業界に対してネガティブな感情がある。
当時の職務内容が行政書士と関連性がない。
強みとして使えるほどの人脈もスキルも知識もない。

活かしきれないとデメリットになるリスクがある。
武器は使いこなせないと荷物にしかならない。
以前にも女性行政書士の話でも書いた気がする。

https://syosiesogiy.osakazine.net/e758220.html

個人的に思うことは、武器として使えるほどのスキルがある人は少ない。
単純に経験がありますタイプが大半。

正直、武器になるくらいの知見や人脈、スキルがあるなら…
資格なんか不要で、業界のコンサルとして飯が食える。
もしくは同業他社にヘッドハンティングされています。

以外かどうかは分からないけど…
金融機関上がりで融資コンサル型士業を目指す人は少なくない。
ただ大半は集客できずに姿を消すか、許認可や入管業務に転向している。
前歴のスキルを活かした行政書士になるのは想像以上に難しい。

少なくとも私はそうだった。
自分の出身業界のスキルを活かして特殊な行政書士になれると思った。
私はそれほど優秀な人材ではなかった。
その人たちが求めるスキルもノウハウを持っていなかった。
当然ながら強力な人脈も持ちえなかった。

単純にお前が仕事出来ないだけだろ!
そう言われると辛いところですが。

仕事を通じた人脈は速攻で消えるかも。
いきなり独立した知人ほど厄介な人物はいない。
私が会社員の時はそうだった。
営業をかけられるか、ヘッドハンティングの打診、お金や保証人の話。
どれも無視することが出来ないので辛い。
相手に恨まれないように、巻き込まれないよう、フェードアウトすると思う。

行政書士の仕事をするなら、先輩方が確立した業務を勉強した方が早いです。
逆に言うと、業界経験が無くても行政書士はできる。
変に過去の自分に拘って柔軟性を失うことも。

今日はここまで
  
Posted by ミスター・フー at 16:56Comments(0)

2024年11月17日

行政書士は簡単なWordとExcel、PDFが出来れば何とかなる




行政書士で必要なPCスキルは高くない

先週は行政書士試験お疲れ様でした。
当日の晩飯は味噌ラーメン率が高かったとか無かったとか。
美味いですよね、味噌ラーメン。

本題に入ります。
業務にもよりますが、高いPCスキルは不要かと思います。

・Word
・Excel
・Adobeのアクロバット
・画像加工(縮小操作)
・Googleでの検索スキル

入管業務や図面が無い許認可なら、このレベルで十分です。
ワードは文書が打てるレベル。
エクセルも入力と簡単な関数(オートサム)が出来れば…

Adobeのアクロバットは、使える必要はあるかなと。
PDFの文書編集、結合、抽出、最適化(圧縮)などなど。
(このレベルなら操作していたらすぐ覚える)

ExcelのマクロやVBAは要らないです。
使える方が良いのかなと思う時もあるけど。
(使えないから、使うシーンが思い浮かばない)

プレゼンする時もパワポ無しでもWordで書いた文書をPDF化でできます。
会場のPCや機材によっては、パワポ出来ない時もあります。
その点、PDFはどんなPCでも動きますから便利です。

そもそも行政書士でプレゼンする機会があるのか?
入管でも特定技能等はあるのかな…
もしくは補助金業務や大手企業相手なら。

建設業許可なら、ワイズやなんでも経審など業務ソフトが使えると楽です。
もちろんPDFやエクセルの書式でも記入できます。
凄まじく手間が掛かりますが…

ちなみに弊所はCIICのなんでも経審を使っています。
理由はドロップボックスにデータを落とせるから。
ワイズはドロップボックスNGでバックアップはNASになります。

建設業許可のソフトについてはこちら

ワイズと比べると不便な所もありますが、使えない事はありません。
決算変更届の表紙や事業計画書は大阪府のHPから入手が必要など。

行政書士は事務職だから高度なPCスキルが必要かも…
そんなこと無いので安心してください。

もっとも何処かの行政書士法人や事務所に入る場合は別ですが。
一般の事務職並みのPCスキルが要求される事が多いです。
(出来ないと勤務が辛くなります)

個人的にはPCスキルより、業務知識や顧客対応、営業方法を勉強した方が良いかと思います。

今日はここまで  
Posted by ミスター・フー at 13:03Comments(0)

2024年11月10日

アドセンス広告は自社サイトに同業他社の広告を出すリスクあり




アドセンス広告を貼り他の行政書士を宣伝している…

本日は令和6年の行政書士本試験。
受験生の方は頑張ってください。
陰ながら応援しています。

合格出来れば何か変わるかもしれません。
少なくとも自信はつくと思います。

今回は行政書士の事務所・特化サイトにアドセンス広告は止めた方が良いについて。

時折、事務所のサイトにGoogleのアドセンスが貼られています。
1回クリックすると10円からの報酬が入るヤツです。
記事の下に正方形のバナーで出ることが多いです。

貼る貼らないは個人の自由です。
ただデメリットが多いのかなと思います。

まず顧客目線からです。
儲かってない事務所のイメージが付きます。
顧客は暇な行政書士に依頼したくありません。
業務で忙しい行政書士に依頼したいのです。

アドセンス広告は、ブロガーやアフィリエイターの小遣い稼ぎのイメージが定着しています。

アドセンスがあるとサイトの集客力が無いことをアピールすることに。
実際に集客が出来てるなら、1クリック10円~の小遣い銭は要らないです。

次に行政書士サイトだと、そんなに稼げないです。
アドセンスで稼ぐには、月数十万のPV~のアクセスが必要です。
行政書士サイトはアクセス数が少ないです。

弊所のサイトでも月1万PVあるかどうか。
一カ月でうまい棒10本買えれば上出来です。
アドセンスで稼ぎたいなら、別ジャンルのブログを作る必要があります。

一番のデメリットは、他社の宣伝してしまってること。
ネットで行政書士を探す層は、色々な事務所のサイトを眺めます。
ディスプレイ広告を出す事務所は追跡設定をしています。

追跡設定とはアクセスしたサイトの広告を一定期間出し続けるもの。
別名ストーカー広告と呼ばれるもの。
リスティング広告より安価で効果が高いと言われています。
(最初のアクセスが無いと機能しないけど)

何が言いたいかと言うと…
自分のサイトに他社の広告が出てしまいます。
建設業許可のサイトに別事務所のバナーが表示される。

貴重なアクセスを他社に流していることになります。
アクセス数が少ないと顧客からのアクセスは非常に貴重です。

そんな貴重な訪問者を数十円で他社に譲る行政書士。
そのアクセスが後の数十万に化けることも。
旦那っ!太っ腹!ってヤツですね。

行政書士事務所にアクセスした顧客候補は熱い訪問者です。
リスティングなら千円近いコストを払って獲得する顕在層。

そんな貴重なアクセスをライバルに売ってくれる。
やはり太っ腹なお大尽さま!です。

ネット集客は手間がかかり時間を溶かします。
中途半端にするなら、最初からやらない方が良いです。
交流会やリアル営業した方が有意義です。

偉そうに言ってますが…
このブログにもライバル事務所の広告が出ていることがあります。
ほぼ受験生か同業者しか見ないブログだから良いのですが…
あとは万代ピザやポールウインナーに興味ある人。

今日はここまで。  
Posted by ミスター・フー at 06:45Comments(0)

2024年11月03日

行政書士に不正や虚偽を頼む人は、値引き交渉が多くリスペクトゼロな人が多い。



許認可・入管業務の不正依頼は値引き激安案件ばかり

今日は行政書士の虚偽申請や不正依頼について。
許認可や入管業務をしていると、定期的に虚偽申請の相談が舞い込んできます。

大抵はハッキリと口にしないですが…
ヒアリングで要件を確認すると、要件を満たさない事は珍しくないです。
(相談の半分以上は満たしていないかと)

普通なら話はそこで終了。
また満たしてから来てください。

大半は「分かりました。」で終了します。
たまに「何とかしてよ」「裏ワザがあるでしょ」、「協力してくれる業者が居る」
この様な話になることが…

その後に「この許可が取れないと仕事が…」、「日本に居られなくなる」みたいなセリフが出てきます。

そこで同情や共感してはいけない。
ここで「可哀そう」、「何とかしてあげない」と考える人は行政書士に向かない。

遅かれ早かれ廃業と前科付の人生が待っています。
優しさは法律でできる範囲内で最大限の努力をすることです。

それに虚偽申請や不正行為は意外とバレることが多いです。
次回以降の更新や変更で齟齬が出たり、虚偽していたことを忘れたり。
または退職した人やライバルからのタレコミなどなど。
バレた時のダメージは想像以上です。

建設業許可の不正行為について

次にメインテーマに入ります。
不正案件や虚偽申請は、大幅な値引きを要求されることが多いです。
一般的な話だと、こういう話ほど値段が高くなると思いますが…
(私も駆け出しの頃はそう思っていた)

実態は逆に値引きと過剰サービスを要求されます。
思うに彼ら(顧客ではない)は行政書士にリスペクトしていません。

何かあれば「行政書士が勝手にやった」、「俺は何も知らない」
役所や警察に対して、この様に言います。

役所も警察もそんな言い訳を信じるかは別問題ですが…
その後に損害賠償を仕掛けてくるまでセット。

虚偽や不正案件に近づいてはいけない。
行政書士側に如何なるメリットもございません。
1回でもやってしまうと弱みを握られます。

延々と激安価格で不正をやらされ続けます。
間抜けな行政書士として潰れるまで利用され尽くされます。
(捨て駒、馬鹿な行政書士扱いです。)

今日はここまで  
Posted by ミスター・フー at 07:32Comments(0)