オオサカジン

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2023年03月25日

最短3日で建設業許可申請は簡単ではない




今日は建設業許可の申請スピードについて。
建設業許可のサイトで時折あるキャッチコピー。

「建設業許可を最短3日で申請」

はたして…
これは可能な数字なのか?

私のの経験を元に考えてみたいと思います。

結論から言うと可能です。
私も2日で申請した経験があります。

可能ですけども…
複数の条件が揃った時のみ可能な話ですね。
(再現性は高くない)

・専任技術者は国家資格者
・常勤役員等は、許可業者で元経管か役員
・残高500万円の通帳がある
・役員の本籍と住民票が大阪市内
・営業所の要件と写真が当日中に用意できる
・欠格要件も問題なし
・当日中に全ての確認資料が揃う

上記の要件が揃った時にできるものです。
ポーカーで言うならロイヤルストレートフラッシュみたいな感じ?

これを満たすのは、ほぼ更新を飛ばした会社になるかと思います。
件数的には数十社のうち一社あるかどうかの数字ですね。

申請のスピードは、結局は必要書類の集まり方次第としか言いようがないです。

大型連休や依頼者の仕事が繁忙期に突入してしまうと…
1か月や2か月は簡単に過ぎてしまいます。

実際に可能な場合もあるので嘘ではない。
(だからサイトや広告で訴求できる)

マーケティングは、誇大広告と紙一重な部分があります。
本当に難しい部分がありますね。

今日はここまで。  
Posted by ミスター・フー at 16:36Comments(0)

2023年03月21日

入管国際業務の中には韓国語対応がデフォなものがあります。




今日は帰化申請について。
入管業務は外国語が出来なくても出来ると言われてます。
これは間違いではないですね。

実際に日本語オンリーでも何とかなる。
行政書士が対応する方は日本語ができるか日本人です。

外国語が必要なシチュエーションは外国文書の翻訳。
ぶっちゃけGoogle翻訳とDeeplがあれば対応できることが多いです。
(翻訳が間違っていても気付けないリスクがある)

PDFやWord文書をアップロードするだけで翻訳が可能。
(スキャンした書類はダメだけど)

その場合PCで文書を打ち込む事になります。
対応する言語の入力方法が分からないとお手上げです。
(アルファベットなら何とかなるけど)

それでも外国語に自信が無くても入管業務はできるかも。
入管業務で対応する国は多種多様です。

今日は韓国人、昨日はベトナム人、一昨日は中国人…
この様に相手の母国も母語もバラバラです。

顧客で英語ができない人も普通に居ます。
(外国語=英語ではない)




帰化申請の場合は事情が微妙に異なる部分が…
特に大阪の場合ですが、韓国語ができる出来ないで差がつくかと。

翻訳の外注費が必要か不要かで大きな差が出てきます。
特別永住者の場合、本国書類が20枚を切る事はありません。
これら全部翻訳会社に外注した場合…

翻訳代だけで4万、5万と掛かります。
翻訳代分だけ割高になってしまいます。

韓国語対応できる事務所は翻訳代が不要です。
ネットだと翻訳代込みで10万円とかザラにあります。

翻訳できない場合、どんなに頑張ってもコミコミ10万はできない。

その様な事情があるためか、帰化申請が強い事務所は韓国語対応可。
さらに対応できない人向けの外注で小遣い稼ぎも出来ると。

帰化申請のメイン顧客は、今でも韓国系の特別永住者が中心。
(人数は段々減ってきてはいるけども)

彼らは韓国語が不案内な事が多い。
(日本生まれ日本育ちだから、語学力は一般の日本人と同様)

翻訳代を節約するために、顧客に翻訳してもらう手も使えないです。

この不利を跳ね除ける方法は、自分も韓国語対応可になるしかないかと。

ただ語学の勉強も一筋縄ではいかないです。
(何度も挑戦しては挫折し続けた)

それか外国語ができる人を翻訳・通訳担当者として雇うかです。
現実的には、こっちの方が良いのかなと思います。

この辺りはダブルライセンスと同様かなと。
何でも自分でやろうとすると時間がナンボ有っても足りません。

月に何件も案件があるなら、雇用して自製化する方が割安です。
事務所でも外国語対応可能と銘打てます。

外国語対応可能で良くあるのが、本人ではなく親族に得意な人が居るケースも良くあります。

入管業務は行政書士本人が外国語ダメでも何とかなりますが。
できるに越したことはありません。

今日はここまで。  
Posted by ミスター・フー at 09:44Comments(0)

2023年03月18日

Googleコアアップデート無風だと思ったら被弾…




久々のネット関係の記事です。
ついに先日の15日にGoogleコアアップデートが。

TwitterのSEO界隈(ブログ・アフィリエイト界隈?)は、恒例のお祭り状態。
ウゴッた、被弾したと皆楽しそうにツイートしています。

いわゆるSEOの専門家曰く、
自社運営のサイトは上昇か無風。
他社のドメインを間借りしてアフィリエイトしていたサイトが被弾したとありました。

間借りとは大手企業や病院のドメインのカテゴリやサブドメインを使って、アフィリエイトするものです。

行政書士だけしている人には一切関係のない話ですね。

肝心の弊所のサイトですが…
特に変化なしでした。

ぶっちゃけると、上位陣は微動だにしていませんでした…
建設業も入管系も相続も代わり映えしない顔ぶれです。

40番や50番辺りは変動が大きかったかもですけど。
(この辺はコアアプデなくても動きが激しい)

ライバルからすると、弊所も落ちて欲しいサイトなのでしょうけど。

行政書士事務所の場合、ホームページは自社運営オンリー。
間借りで落ちる事は無いでしょう。

思うことは最近のコアアプデで下剋上が起きにくくなった感があります。

理由はプレイヤーが行政書士オンリーであること。
プレイヤーのレベルが高くなっていること。
上位陣はSEOもガチ勢だったりします。

新規参入者がSEOガチ勢なら話は変わりますが。
悲しいかな、新人でブログやSEOが好きな人は殆ど居ない。

ベテラン先生からネットで仕事は来ないと言われるためか。
ネット勢は二流扱いされる風潮が今でもあります。
紹介から客を集められる人からするとネットはコスパ悪いです。

たまにブログを書いていたという程度。
ウェブ制作をしている人もいますが、デザインとかそっち系。

SEOに強い行政書士兼ウェブデザイナーと言う人もいます。
SEOに強いはずの先生のサイトですが…

リサーチしたところ…
全然強くない。

件の先生曰く、SEOが弱い内は広告を活用しましょうと言っています。
個人的に実績なしSEO弱い状態で広告はお勧めしないです。

広告の常連なんですが、SEOガチ勢の人ばかりです。
SEOでも集客できるから、広告費を突っ込める。
同じクリック単価でもSEOがあるから、一人当たりの広告費が小さくなる。

常連勢は広告オンリーの人の半分もないかもしれない。
だから少々の高騰も耐えきれるのです。

広告だけの場合、一人あたりの広告費がモロに来ます。
広告費に耐え切れずに短期間で撤退の憂き目に。

また広告は実績が勝負になります。
ネットで実績をアピールするには、お客様の声や写真が必要。
これが無いとクリックから問合せに変化する数が変わる。

ネット集客は弱者の戦略ではなくなっています。
強者がさらに強くなるツールです。

最近はネット集客を勧めなくなった次第です。
1年も2年も金を生まないサイト作りに耐えきれる人は少ないです。




この記事を書いた後…
(執筆は平日の時間がある時)

アクセス数をチェックすると、1つのサイトが被弾していました。

しかも今一番力を入れているサイトが…
どうしてどうして…

こんなものですね。
次か次々回のアップデートで復活することを祈ります。

今日はここまで。  
Posted by ミスター・フー at 19:23Comments(0)

2023年03月11日

ネット集客専門でも行政書士の同業者から紹介が入る事もある




紹介は業要書士の仕事を続けていたら時には発生することも。

今日は行政書士の紹介について。
ベテランや大御所は紹介だけで飯を喰っていると聞く。
入管系、建設系の行政書士を問わず。

支部や書士会のイベントで先輩と話をすると同じことを言われる。

登録当初は、そりゃベテランだったらそうでしょう…
その話を聞くたびに、嗚呼またか…って感じなります。

ネット集客主体とは言え紹介での仕事は非常に憧れます。
同時に自分には縁のない話かと思ってしまいます。

インターネット主体だと、紹介客は面倒と思うことも。
(クライアントが二倍居る形になるため)

個人的な話になりますが…
行政書士を続けて行けば、数は少なくても紹介は来るにようになるかと。

行政書士で普通に仕事をしていたら、同業者や他士業、依頼者様と繋がりは増えていきます。




繋がりのある他者から得意分野を認知されれば紹介を受けるチャンスが。

例えば相続専門の行政書士が、帰化の相談を受けたとします。
自分は帰化をしていないから受けられない。
だけど折角来てくれた相談者。

そう言えば、○○さんは帰化をしていたと言ってたっけ…
○○さんに聞いてみようかと言う感じで。

もしくは入管専門だけど、就労専門で国際結婚は全然分からない。
そう言えば○○さんは、結婚ビザが得意だったっけ…

この様な流れが発生する事があります。
ネット集客専門でも紹介で仕事が来ることが。

これらは狙って頂けるものではないかなと。
不思議なものでガッツくと紹介が来ないものです。
(私が紹介を欲していないこともあるから?)

中には戦略的に紹介が来るようにしている人もいます。
(私には真似できないので凄いです)




個人的に紹介クレクレと行ってくる人には…
申し訳ないけど無理です。
クレクレ系は自分だけメリットが欲しいと考えるケースが多い。

レスポンスの速さも重要かと思います。
いつも連絡が付かない人や遅いと話を持って行きにくいかと。
(少なくとも私が話を振る時はクイックレスポンス必須)

紹介が欲しい場合、自分から仕事を振ることも重要です。
ギブアンドテイクは非常に大事ですよ。

あとは誠実に仕事をすることは言うまでもありません。
紹介者にお礼と小まめな報告は必須かです。

同業者から仕事が来るのは、行政書士ならではかもです。
民事、許認可、入管と専門分野が分散するため。

年数を重ねると、おのずと専門分野が固まってしまいます。
それ以外の業務は、ノウハウも知識もないのでリスクがあるものです。
また自分の守備範囲だけで手一杯になりますね。

行政書士はネット系でも完全な一本独鈷は難しいです。
専門業務の情報収集やリスクヘッジの観点からも。

許認可でも他士業や同業者の協力無くして進まない事も普通にあります。

今日はここまで。  
Posted by ミスター・フー at 21:10Comments(0)

2023年03月05日

行政書士の神話「3年は食えない」は崩壊した?




行政書士は3年は喰えない職業なのか?

先日、後輩の行政書士とご飯を食べる機会があった。
ボッチ気質な私には超珍しいイベントでした。

そこでされた質問。
行政書士は3年は喰えないと言うけど本当か?
Twitterとかでは、1年目からバンバン仕事している人が一杯居るけど…

行政書士神話
「行政書士は喰えない」

今も神話は崩壊していない様な気がする。

それはともかくとして、
件の後輩は別の先輩行政書士にそう言われたそうで。

ぶっちゃけると人によるし、選んだ業務や営業方法に依存するとしか言えない。
あとは開業したタイミングや事務所の立地条件などなど。

少し前の補助金バブルに乗れた人は、初年度でも4桁万円の売上があったと聞く。
4年ほど前の入管バブルで2年目で法人化した事務所。

インバウンド特需での民泊とか。
さらに10年以上前にあった会社法バブルでも同様。

行政書士は数年ごとにバブルが発生する。
これに上手い事乗っかれれば、実力以上に集客ができる。

確かに時流の波に乗るのは簡単ではない。
波が上昇している時にオペレーションが確立している必要がある。
また告知する手段も大事です。

今回の質問は、そうでは無い人。
補助金バブルが終わった時期に開業した方で、メイン業務も伝統的なものを選択。

集客方法はインターネット主体と来たもんだ。
支部内にネット集客している例があるから、自分も大丈夫かと思ったのでしょう。

建設業許可や入管など伝統的な業務は、安定的に仕事がある。
同時に先駆者も大勢いるレッドオーシャン。




さらにネット集客1本で食べていけるだけの売上は難しい。
(昔からネットをしている人は事情が異なる)
特に2020年以降のSEO環境では顕著かなと。

今から新規ドメインでサイトを作ったら…
きちんとSEO対策できる人でも半年は無風(悪い意味での)。
安定したアクセスが来だすのが10か月後から。

最初の問い合わせが1年後とかになるかと。
コンスタントに反応が来るのが1年半から2年くらい?





Googleコアアップデートで吹き飛ばされて振りだしに戻ることも。

ネット集客をしたことが無い人には耐えられない話だろう。

私の所にはインターネットで集客したいと言う人が来る。
だけど大半の人は…
まあ…うん…厳しいけど頑張ろう。

別にマウントを取っているわけでは無い。
ネット集客は異常なくらいの熱量が必要です。
相談に来る人は、そこまで熱量がない…

行政書士をするまで、HPやブログSNSを使った事が無い場合。
ネット集客を軌道に乗せるよりはアナログ営業に力を入れるべしだと思う。

そっちの方が早いし。
大半の行政書士はリアル営業主体の事が多い。

広告を使うなどすれば、集客できるスピードを上げることができる。
お金に余裕のない時期に広告費をブッ込むのは勇気がいる。
(ときおり勇者が出ては数か月持たずに撤退している)

広告で集客したい場合、重要なパーツは実績。
アピールできるだけの実績があれば、広告費はペイする。
だけど実績無い場合は、広告倒れする。

他には交流会などで人脈を構築するとか…?
紹介で回るまで交際費が続けばの話?

異業種からの新規参入者は非常に厳しいものです。
(私も全然楽ではないですけども)

まっさらな新人の場合、3年は喰えないのは普通なのかなと思う。
建設業許可専門だと5年は地獄を見るという人もいる。
5年地獄説を唱える人は、5年耐えきったら景色が変わるとか。

先日届いた日本行政の秋桜日記、主人公の新人行政書士みたいにはいかないかと。

社会人経験無しで独立開業、3年目に建設業1本で食べている。
支部にこんな人が入れば、メチャクチャ目立つ。
しょせんはお話の中の世界さ…

行政書士は国家資格者の専門家であると同時に商売でもある。
どんな商売も最初は大赤字と相場が決まっています。
(創業赤字という言葉があるくらい)


今日はここまで。  
Posted by ミスター・フー at 10:26Comments(0)