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2025年02月23日

専門家でも知らない事や分からない事が意外と多い



行政書士は知らないや初めて、永遠に対峙し続ける仕事

今日は行政書士の仕事について。
新人と経験者を分けるもの。
顧客からの質問に、躊躇なく「知らない、分からない、やったことがない」を堂々と言えることかなと思います。

最初の頃は専門家たるもの、顧客に知らない、やったことが無いと言えないです。
言えば顧客から逃げられると思ってしまう事。
または顧客に見下される事などを恐れて。

それで曖昧な知識を回答してドツボにはまる。
あとで顧客に怒られる…
(怒られるだけで済めば万々歳だけど)
どの行政書士も一度は経験していると思います。

どれだけ慣れた業務でも知らない事や初めての事例に出くわします。
問合せや面談でも「分かりません」、「存じません」、「初めてのケースです」と堂々と言えるようになります。

曖昧なことや根拠もないのに希望を持たせる方が怖いです。
それに知らない、分からないと回答しても依頼は取れます。
行政書士で大事なのは調べることです。

知らない事を恐れる必要はないと思います。
不確かなことを言う方がはるかに怖い。

知らないと言って、断られたらそこまで。
次の顧客を探しに出かけましょう。

今日はここまで  
Posted by ミスター・フー at 13:49Comments(0)

2025年02月17日

客層の違う業務を複数取り扱いが吉




行政書士の取扱業務は複数あった方が良いかも

行政書士は取扱業務の選択が重要です。
ここでミスると、数年間を無駄に過ごすことも。
逆に上手くハマると、一気に成長できることもある。

最初からガチガチに専門を決める必要は無いと思う。
色々と手を出して、自分に合う業務を探せば良し。
実際にやってみないと分からない事が多いです。

あくまでも個人的な話になるけど。
取り扱い業務を複数持っておいた方が良い気がします。
同じ業務と同じ様な客層ばかりだと、しんどくなります。

業務ごとに客層が変わります。
建設産廃と国際結婚、帰化の顧客層は大きくことなります。
建設でも設備系と土木系では客層が違います。
色々な業務をすると、色々なタイプの人と知り合うことができます。

また集客にも波があります。
弊所は入管と建設業、ほんの少し相続遺言終活を取り扱っています。

入管が落ち着いた時に建設産廃が忙しくなる。
建設産廃が暇なときは入管が忙しくなる。
複数業務は繁閑の波をある程度、和らげてくれます。

繁閑の波を緩和するには、集客経路も複数あることが大事です。
メインはネットですが、いつ飛ぶか分かりません。
ネット以外の集客方法も大事です。

業務に対するスタンスも入管と許認可で異なります。
入管業務はToCだけどドライな部分があります。
許認可はロジカルなToBの様で浪花節みたいな所が。
(大阪の社長を相手にしてるため?)

私が複数の業務を取り扱うのは、集客の波もありますが…
心のバランスを取るためでもあります。
この部分は人それぞれだから、専門一本槍でも良いかと思います。

私は複数ジャンルが性に合ってるだけなので。
今日はここまで。  
Posted by ミスター・フー at 06:31Comments(0)

2025年02月09日

行政書士も大手と真っ向からぶつかると勝てない話



今日は行政書士の規模感について。
大手の行政書士法人が圧倒的に強くて、新規顧客を根こそぎ持って行かれるかも…
圧倒的な広告料と認知度の違いで。
そう思っていたことがありました。

行政書士法人の認知度は思ってるほど高くないです。
業界内で有名な法人でも顧客は知らない事が多い。
行政書士でも他士業の大手法人のことは殆ど知らないです。

意外と一人事務所でも許認可、入管業務は来るものです。
逆に1人事務所だから頼んだという人もいるくらいです。

弊所は大手行政書士法人からの変更や交代案件が意外と多い。
建設業許可なら申請書に事務所の名前が入っています。
入管に関しては、顧客や前の資料から判断します。

弊所が聞いた大手から変更した理由は以下の通り。

・値段が高い
・担当者がコロコロ変わる
・担当者がアルバイトだった
・何度も同じ説明が面倒くさい

基本的に規模が大きくなると値段が高くなる傾向があります。
1人事務所が安いとは限らないけど…

広告費、人件費や立地の良いオフィスの家賃等、ランニングコストが高くなる傾向があります。膨らんだコストを賄うために値段が高くなる部分はあります。

また雇用している事務所の辛い所は、やりたくない仕事でも受注せざるを得ない所。
顧客の選定で難しい部分があり、少々問題ありでも受注することも。

次に担当者が頻繁に変わるについて。
行政書士のビジネスモデルは労働集約型かつスポット業務です。。
単価も他士業と比べると低い部分があります。
結果的に出せる人件費に限界があります。

さらに行政書士は独立型の資格。
法人勤務の動機はノウハウを学ぶこと。
一通り勉強したら独立してしまいます。
そこそこ優秀で残って欲しい人ほど独立します。

従業員が頻繁に変わる=担当者が頻繁に変わるに繋がります。
顧客側は何度も同じ説明と質問を繰り返すことに…
そこに嫌気をさして交代案件が生まれます。

もちろん大手には大手の強みや良さがあります。
個人事務所には無い大手法人の安心感。
また大規模な案件や膨大な案件は個人事務所だと受注できないです。
1人事務所は業務過多ですぐにパンクします。
(弊所も数か月に1回はパンク寸前までいきます)

業務の受注件数や経験レベルは個人とは段違いです。
法人勤務の行政書士の方が実務レベルが高いなんてザラにあります。
また特殊案件など個人で対応が難しいものも対応できることが多いです。

毎度のことながら、とりとめのない話でした。
推敲も何もなく思いついた事を書いているだけなので。

今日はここまで。  
Posted by ミスター・フー at 09:46Comments(0)

2025年02月02日

依頼者に3年ビザが出るのは嬉しいけど寂しい部分もある



先日は令和6年度の行政書士試験の合格発表でした。
合格した人、おめでとうございます!
あと一歩だった人、どんまい!

私はFP3級合格を目指していますが…
まったく勉強が進みません。
想像以上に難しいですね。
許認可やビザと違うジャンルは大変です。

それはともかく、
外国人のビザは更新が存在します。
経営管理ビザの様に3年が出にくいビザ。
技人国の様に勤務先次第で最初から5年出るビザ。
(帰化永住の顧客で初回5年の人をよく見る)

配偶者ビザも比較的に3年が出やすい傾向があります。
(人にも依りますが)

在留資格で3年は到達点です。
入管から認められた感、永住や帰化にリーチするのも3年以上です。
その為ビザ手続きで3年を狙って頑張る人が多くなります。

お手伝いした結果、3年が出ると喜ばれます。
手伝った私も嬉しいです。
同時に寂しさもあります。

配偶者ビザの場合だと3年出ると永住や帰化にリーチがかかります。
会社員の夫婦だと、次は永住か帰化となる事が多いです。

永住か帰化許可になると、お別れになります。
早々に3年出る人は優良顧客であることが多いです。
この部分が寂しさ半分ですね。
(収入の部分もありますが)

真面目な話、入管業務は面白いと思います。
危険と隣り合わせな部分がありますが。
本会の処分数だけみると入管がダントツに多いです。

また入管業務は行政書士業務で、一番先生扱いしてもらえます。
建設業許可など許認可だと業者扱い。
(建設業の事務屋みたいなポジション)
相続遺言だと他士業の下位互換。
(司法書士を目指す人は相続系中心)

行政書士は取り扱い業務選びが重要です。
自分に合った業務や集客しやすいジャンルを選ぶのが吉。

今日はここまで。

  
Posted by ミスター・フー at 09:39Comments(0)