2022年08月27日
行政書士も開店前に近隣の競合調査は必須かなと

行政書士は業務範囲は膨大です。
特徴としては、中玉から小玉クラスの業務が多い印象です。
逆に他士業(税理士や社労士など)は、税務や社会保険など超大型の業務がドンとあります。
ある意味では他士業は、業務選択に困る人は少ないように思えます。
(他士業者は、全然違う考えかたかもだけど)
行政書士は、王道の許認可、入管業務でも中玉クラスです。
相続遺言は長大玉だけど、民間企業から他士業まで入り乱れた業界。
また行政書士でミニバブルが生じると、他士業が殴りこんでくる理不尽な話も。
入管バブルの時は、税理士や社労士の参入が凄かった
バブルが消えると潮を引くように居なくなりました。
もっとも儲かりそうという理由だけで、出来るような簡単な仕事じゃないですけども
外国人の在留資格のサポートは。
それはいい!
問題は自分の事務所で売上が立ち、利益を計上できるかです。
行政書士で重要なのは、取扱業務の選択です。
これをミスると、数年の時間を無駄にすることに。
無為な時間と垂れ流すコストに耐えられるなら問題なし。
いきなり完全独立すると、花が開く前に枯れてしまう。

多くの行政書士は、立地を甘く見過ぎる傾向にあります。
コストを掛けない自宅事務所か、自宅近辺にある安い賃貸です。
行政書士の仕事は、想像以上に立地条件に左右されます。
しかし資金の関係上、立地条件に目をつぶる。
それか立地条件を全く考慮しないか。
何方にせよ、今の条件で商売する必要があります。
そこで最初にやった方が良い事は、近隣の行政書士事務所をリサーチすること。
理想を言えば、1件1件、リアルで調べるのがベスト。
それが無理でも、半径数キロ以内の行政書士のホームページを見るだけでも大分違う。
エリア内で取扱が多い業務が、ニーズのある仕事です。
メイン業務は、HPで一番目立つ位置に書かれているものです。
逆に取扱が少ない業務は、地域で需要がありません。
これもHPを見れば何となく分かる。
またHPが古臭い、存在しない事務所が多い場合…
考えられる事は二つあります。
・年金生活者など行政書士で稼ぐ必要が無い。
・ネットではなく、紹介やリアルが中心。
その様な場合は、ネット集客よりも別の方法を模索するのも手です。
エリアで需要の無い業務を取り扱うと、努力の割りに報われないものです。

商売をする場合、近隣エリアの調査は当然に行います。
行政書士の場合、リサーチすら行わない人が多い。
その代わりに、TwitterなどSNSやネットにある、成功法則を鵜呑みにする。
ネットを鵜呑みにする人は、基本的に周辺エリアの行政書士を見下す傾向にあり、
マーケティングすら知らない素人集団と…
何も知らないのは、中途半端なマーケティング被れの行政書士。
彼らを生温かい目で見守る先輩行政書士の構図があります。
いわゆる裸の王様状態です。
多くの先輩行政書士は、試行錯誤の末に今の業務に辿り着いています。
今日はここまで。
Posted by ミスター・フー at
16:58
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2022年08月20日
1人でやってる行政書士は、1日2件の面談が限界かなと思う

行政書士事務所の運営での素朴な疑問を書きます。
SNSで1日の面談が7件とか8件あると事務所があるとか。
本当ならば凄いなと思ってしまいます。
同時に一人事務所だったら破綻するなと。
6月まであった事業復活支援金ならあり得る数字です。
zoomや相談者に来所してもらい1件15分から20分くらいで捌くなら。
実際にそうやって捌いていた事務所がありました。
事業復活支援金は終わりました。
今は普通の許認可や入管、相続などの一般的な行政書士業務オンリー。
私の経験上、1件の面談にかかる時間は以下の通りです。
(ネットから来た一見のお客様を想定)
事務所に来所してもらう→90分から120分。
お客様のオフィスに訪問→ほぼ半日仕事。
相談者が行政書士事務所に来所する場合でも、2時間くらいは必要です。
予約を入れる場合、長引くことを考えると…
1時間程度の余裕が必要かなと思います。
行政書士は病院みたいに、待合室で待たせる事が出来ないです。
(受任を取りこぼす&クレームの嵐が待っている)
行政書士の体力やリソースを無視しても、午前1件、午後2件、夜間1件が限界かなと。

私には絶対無理と言い切れます。
1件の面談でヘトヘトです。
また建設業許可など訪問型の場合、1件の面談で半日が吹っ飛びます。
アポが被らないように余裕を持たせると、1日2件が限界ですね。
自分で言うもの何ですが…
こんなに千客万来する事はないです。
(スタッフが何人もいる大手なら話は別)
また仮に一日7件、8件も面談があれば、一人事務所だと業務が破綻します。
面談の受注率を50%と仮定すると…
毎日4件の業務が発生します。
1件の平均額が10万円だったら、一日40万円からの売上が立ちます。
(日販40万円は、コンビニの1日分の売上レベル)
月20日を稼働日とすると…
月に80件の業務。
1件の受注額を10万円なら月商800万円。
年商1億稼ぐ行政書士ってヤツです。
年商1億クラスの行政書士事務所は、スタッフが10人前後います。
行政書士業務は、お客様の目の前で書類を作って渡したら終わり。
そんな夢の様な仕事はありません。
事業復活支援金は、そんな仕事だったけど。
1件の受注が完了するまでに時間が取られます。
書類作成だけなら、6時間もあれば可能だけど…
行政書士業務で書類作成は、ほんの一部にすぎない。
書類作成は本当に最後の工程です。
こんな感じなので、SNSの忙しい自慢を真に受ける必要はありません。
もし本当ならば1年中デスマーチ…
やってもやっても片付かない仕事の山。
重圧と超過重労働で、数か月後には…
もし外注に回すなら、外注管理で胃に穴が開くでしょう。
想像以上に元請仕事もハード。
今日はここまで。
Posted by ミスター・フー at
14:35
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2022年08月15日
行政書士に必要なのは調査能力に尽きます。

平日だけどお盆です。
ホームページのアクセスが悲しい位に下がっています。
早く平日が戻ってきてほしいものです。
自営業者共通の思い。
今日は行政書士に必要な能力などをツラツラと書いてみようと思います。
行政書士に必要なのは、ズバリ「調査能力」に尽きます。
業務に関する知識があるのが大前提です。
業務知識がない場合は、まず勉強しましょう。
商品が無いのに店を開けている状態になります。
考えたら不思議な世界です。
営業許可は持っているのに、肝心の商品が無い店。
開店してから取扱商品を考える業界。
これが許されるのは、ランニングコストが低いからですね。
普通の店でこれやったら、速攻で潰れます。

それはともかく、
実際にお客様の依頼は、何らかの特殊事情が存在するものです。
教科書通りの簡単な案件なら、行政書士に頼まないかと。
入管の在留資格でも簡単な書類で許可が出るケースは、自分で申請する人が多い。
行政書士に依頼が来る段階で、面倒な案件だと思っておいた方が良いです。
手引きや実務書に書かれている内容は、実務で言うところのきれいな案件。
要件を完璧に満たし、要件を満たす書類がきれいに揃っている事が大前提。
要件が欠けている場合や書類が揃わない場合の対応方法は書かれていない。
書かれている事もあるけど、自分の事例では使えないこと多し。
例えば建設業や宅建業免許の単純更新でも、書類を精査すると…
大抵は何かが出てくるものです。
以前の担当者がアバウトな申請をして、整合性が取れなくなっていたりします。
(表紙に記載された同業者の電話に凸したくなる時がある)
もしくは必要な手続きを素っ飛ばしていることも珍しくないです。
要は同じ案件が二つとして存在しないってヤツです。
依頼を受けた以上、「分かりません」、「できません」、「間に合いません」なんて口が裂けても言えません。
先方に非がある場合を除いて、依頼を受けた内容の完遂が普通です。
どれだけ業務を勉強しても、知らない事や聞いたことが無い話が出てきます。
それらを解決するために、「しらべる」コマンドが必須です。
親しい同業者に聞く、役所に質問する、様々な書籍を当たる等。
ありとあらゆる手段を用いて、分からない状態を解消する必要があります。
行政書士は調査能力が無いと早晩に詰みます。
本当にあっと言う間です。
調査能力は業務だけに限りません。
業務選択や営業、集客する場合にも絶対に必要です。
これらの行政書士事務所の経営に関するノウハウは在りそうで無いものです。
ネットにアップされている情報は、肝心要が書かれていない事が多いです。
公開しても影響がないレベルに、大幅なダウングレードが普通です。
今日はここまで
Posted by ミスター・フー at
15:30
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2022年08月06日
万代のマルゲリータピザは、翌日に温め直しても美味しかった。

今日は朝食の話でも
事務所への通勤経路にスーパー万代があります。
万代は惣菜コーナーにてピザが販売されています。
種類はマルゲリータ、焼き肉、ベーコン等が有ります。
売れ筋に品目を絞っているのでしょう。
この部分は、本家のピザ屋には敵いませんね。
価格はピザ屋の物と比べるとリーズナブルです。
1枚680円から780円で購入できます。
宅配ピザの半額です。
ピザは意外と高いので助かります。
たまにピザが食べたくなると、万代でピザを購入します。)
最も一番安いマルゲリータですけども…

マルゲリータピザとは、モッツァレラチーズ、バジル、トマトソースとシンプルなピザです。
マルゲリータピザは、ナポリでも定番中の定番と聞きます。
それはともかく、万代で購入したピザの箱を開けるとこの様な感じです。
直径20センチくらいはありますね。
これが680円で購入できるのは有難い話です。
これを冷蔵庫に放り込んで置きます。
(40度近い空間に置いとけないです。)

翌日の朝、ピザを実食。
まずはピザを包丁で8等分にします。
ピザカッターの様な洒落たアイテムはありません。
数か月に1回食べるかどうかのピザの為に購入するのも如何なものか。
冷蔵庫に入れていたので冷たくなっています。
なのでオーブントースターで温めます。
注意点はピザのみみがスグに焦げてしまうこと。
焦げる前に取り出す必要があります。
またピザが非常に熱くなっているので、フライパン返しを使って取り出します。
肝心の味ですが…
ちゃんとしたピザになっています。
ピザトーストとは違いますね。
とても美味しゅうございました。
食べたくなったら、万代で購入しようと思います。

私の事務所はSDGS活動に積極的です。
特にフードロスには人一倍力を入れています。
閉店寸前に行って、日本のフードロス問題に貢献しています。
フードロスの問題にしか対応していないと突っ込まれる事も…
意識高い人からすると、噴飯ものかなと思ったりも。
無理やりSDGS活動に結びつけているだけとか。
スーパー万代は関西に店舗を展開するチェーン店です。
個人的には精肉が強い印象があります。
スーパーにはそれぞれ強みがありますね。
農産が強い店、精肉部門が強い店、日配食品が強い店。
私のような小市民は、複数のスーパーをはしごします。
今日はここまで
Posted by ミスター・フー at
16:57
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