オオサカジン

日記/一般 日記/一般   | 大阪市

新規登録ログインヘルプ


2024年04月28日

お客様気質な方と距離を置くの行政書士を長く続けるコツかな




お客様気質の方とは距離を置こう

今日は行政書士の顧客選定について。

近年はカスハラが取り上げられることが多くなりました。
行政書士の世界でもカスハラは存在します。

一人事務所だと変な方から距離を置くこと。

これ鉄則です。
メンタルが鋼の方ならいざ知らず…
普通のメンタルだと、ガリガリやられます。

ストレスと疲労が半端ないです。
一人事務所はお金も大事ですが、心の平安はもっと大事です。
お金と安定を優先するなら、会社員を続ける方が幸せです。

値引き、相見積もりもヤバいですが。
ガチでキツイのはお客様気質が強い方。

対応が常に高圧的。
こちら側の都合を一切考慮しない。
自分の意見をごり押ししてくる傾向があります。

行政書士の仕事は、役所の都合や法律という動かせないルールがあります。
どうやっても先方の要望を叶えられない事もあります。




金を払ったんだから何とかするのが当然!
この様に考える方には理屈が通じない事が多い。

日本語が苦手な外国の人より話が通じない…
日本語の話者同士なのに会話が成立しない。

1人で行政書士をするなら客は選べです。
依頼が来ない時でも客は選べ。

最初に精神をガリガリやられる人を対応すると。
いきなり行政書士を辞めたくなります。
メンタルが強くない人は特に。

行政書士の仕事は、付き合いが数か月になることが多いです。
トラブればもっと長くなる事もあります。

お客様気質の方を見分ける方法…
メールの文面とか話し方で判断するしかないです。

文面や話し方で何となく分かります。
単に私が長年接客業をしていたからかもですが。




行政書士の仕事を長くするコツ。
ヤバい客や案件から遠ざかること。
ヤバいと思ったら回れ右で全力ダッシュ。
後ろを振り向くな、多少の損失は覚悟してでも逃げる。

今日はここまで。
  
Posted by ミスター・フー at 16:24Comments(0)

2024年04月21日

行政書士は毎月20万円稼げるようになるまでサバイブできるかが分かれ道




行政書士で年商240万円突破が一番シンドイかも

今日は行政書士の年収について。
季節は春、年度替わりで新人行政書士が増える時期。

燃えやすい某SNSには、開業初月100万円突破!
初年度の年商数千万円!
大型新人?が登場する時期。

コネも経験も金もない状態で初月から数百万…
本当ならすごいと思います。

大半の行政書士が初月から数百万もの仕事をしたら…
キャパオーバーとプレッシャーで心が病むと思います。

何とか捌けたら良いのでしょうが…
ミスと失敗と事故の多発になりそう。

少なくとも私だったら、初月で行政書士を廃業してそうです。
相当準備しても、実務は知らない事ばっかり登場します。
同じような案件でも、トラップの在処が異なります。

数百万の売上と言っても、実際に入金されるのは何時の事やら。
入管や許認可なら、数か月から半年くらい先になることもザラ。

話が逸れてしまいました。
私の悪い癖ですね。

ご相談者との面談でも、このノリで話してしまいます。
受注率が低いのは脱線しがちだからでしょうか。

行政書士は個人的に年商240万円を突破するのが一番大変な気がします。
月に20万円の入金が常にある状態。

ネット集客オンリーで年収240万円を突破できれば、倍さらに倍も比較的容易です。

ネット集客だとゼロからイチに引き上げるのが至難の業。
年収240万円突破できたとしたら、システムとして出来上がりつつあります。

あと仕事のやり方にも多少は慣れてくるころだと思います。
最初のうちは、試行錯誤にあちこちに頭を下げて教えてもらいならが仕事。
ベテランが1時間で片づける仕事を2日から3日掛けておこなう。
肌感覚がつかめないから、精神的なストレスも半端ない。

この段階をいかにサバイバーするかが行政書士として長く活動できるかの分かれ道。

微妙なサイトでも年1件とかなら、受注とれます。
年収240万円だと、入管なら月10万円前後の仕事が2件から3件入る数字。

年間で20件以上の案件をこなしたことに。
WEBサイトに見栄えがする実績が増えると、受注件数が増えていきます。

サイトから仕事が来るシステムが出来上がると…
あとはサイトを増やす、アクセス数を増やす、広告を打つなどすれば、仕事は増え続けます。

また既存顧客から紹介や他士業からの紹介もポツポツ入ります。
(他士業に紹介して、紹介で返して貰える)

ネット集客主体の行政書士は、イチを作るのが大変です。
(大半の人が思っている以上に)

一旦軌道に乗ると、あっという間に仕事が増えだします。

今度は別の問題が発生します。
年商500万円は500万円の問題、1000万円なら1000万円の悩みがあります。

仕事が来たら身も心も楽になるなんてことは無いです。

忙しいのは嬉しいですが…
正直、かなり疲れます。

業務管理のノウハウが必要になります。
(どこかで破綻する可能性あり)

今日はここまで  
Posted by ミスター・フー at 08:24Comments(0)

2024年04月14日

清濁併せ吞む行政書士は廃業リスクが高い



話が分かる優しい行政書士は地獄への片道切符

今日は話が分かる行政書士について。
ここで言う話が分かるとは、融通が利く行政書士を指します。

昔読んだ小説に「カポネ」という小説があります。
アメリカ禁酒法時代に活躍したダークヒーロー、アルカポネの話です。

この小説に「話が分かる指導者」という件があります。
ギャングの話をよく聞き、彼らの要望を受け入れる市長の事を指します。

「不正アリ、汚職アリ、賄賂大好き、ミスター○○〇」
一般市民からは、この様な評価を受けていた政治家です。

大手にない一人事務所の強みは杓子定規な対応しないこと。
融通が利く、小回りが良い部分が強みになります。

ただ…
ミスター○○○の様な融通の利かせ方はダメです。

話が分かる先生は、物語だけで十分です。
悪代官も越後屋になる必要はありません。

行政書士をしていると…
許認可や入管業務で清濁併せ呑む行政書士の噂を聞くことが。

同業者や相談者から、話を聞きます。
意外な人が融通が利く先生だったり。

BtoBを専門にしている事務所が多い様な気がします。
一度でも話が分かる対応をしてしまうと…
相手に弱みを握られてしまいます。

こうなると…
先方の都合の良い駒扱い。
潰れるまで利用しつくされます。

相談者や見込み客から、清濁併せ呑む対応を求められることが。
入管系や建設業で定期的に発生します。

先生、上手い事やってよ
これが無いと、日本に居られないよ
許可が無いと失業してしまうよ

泣き落としみたいな話が出てきます。
相談者にほだされて、虚偽申請をしても感謝されません。

「アイツは馬鹿だ、徹底的に利用してやろう」

こう思われるのがオチです。
次からは弱みを握られてしゃぶり尽くされる未来が待っています。

行政書士の優しさは、接客態度だけで十分です。
業務に優しさや情けは不要です。

行政書士で独立したら、誰も守ってくれません。
自分の身は自分で守るしかないです。

本質的に弁護士以外の士業は役所の手先です。
役所や役人の負担を減らすために生み出された存在です。

今日はここまで

  
Posted by ミスター・フー at 19:35Comments(0)