2023年09月30日
単発案件も悪くないなと思うようになります。

行政書士のスポット案件も悪くないと思います。
今日は行政書士業務について。
言わずもがなですが、行政書士は基本スポット業務中心です。
特定技能関係や外国人雇用関係、産廃系は顧問契約っぽいものもありますが。
建設業許可はスポットが数珠繋がりになる感じですかね。
顧問業務がある税理士や社労士が羨ましくなることも…
だけとスポットにはスポット業務の良さがあります。
ずっと付き合い続ける必要が無いこと。
気の合う顧客や真面目でキッチリした顧客なら良いですが…
あとは金払いが良い顧客ですね。

必ずしも良い顧客ばかりとは限りません。
横柄な人、いい加減でコンプラ意識皆無な人、”お客様気質”な人。
金払いが悪くて値切りばかり要求する人。
スポット業務なら業務終了で縁が切れます。
向こうも気に食わない行政書士と思ってるかもですが…
顧問契約の様にズルズルと縁が続くことはないです。
税理士や社労士で、面倒な客に振り回される方を見ていると…
顧問契約も美味しいだけじゃないんだと思わされます。
スポット業務ばかりだと集客し続ける必要があります。
また新規客が多くなるので、人となりを探る時間も必要です。
接客系あるあるですが、99人は良い人。
残りの1人が大変な人で、その1人に振り回され疲弊すると。
あと不思議なもので、同じような属性の顧客が集まります。
筋の悪い客が多い事務所は、その手の人を呼び込んでしまう様です。
逆に客層の良い人が多い事務所は、次の顧客も良い人が来る確率が高いです。
(筋の悪い客を排除するシステムが出来てるだけかも)
絶対に呼び寄せては行けない人。
遵法意識皆無で丸投げ体質な人です。
平気で虚偽申請など違法行為の片棒を担がせようとしてきます。
(何かあったら、行政書士が勝手にやったと責任を押し付ける)
10万円や20万円の報酬でバッジを失い、精神的にもボロボロになるのは…
割に合わないと私は思います。
私は良さげな請求書を作って
ネットから写真を拾って使って。
この様な話は全部断っています。
最初にデメリットを伝えて、それでもと言うなら…
どうぞ他所の事務所へ行ってくださいと伝えてます。
インチキは行政書士だけでなく、依頼者もリスクを追います。
一度でもインチキに手を貸したら最後ですよ。
「融通が利く先生」
「話が分かる先生」
この様な噂はあっという間に広がります。
気が付けば、そんな人ばかり集まる事務所が完成。
数年後に日本行政で全国区クラスの有名人に。
またネットで拾った写真で申請書作成は…
大抵はバレるかと思います。
申請書に使えそうな写真は限られています。
ズルした人は同じ写真を使うとすると…
言わずもがなですかね。
私はこう言うのが嫌で独立したクチなので余計です。
サラリーマンの給与・ボーナス・社会保険は我慢料だと思っています。
今日はここまで
Posted by ミスター・フー at
11:21
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2023年09月10日
建設業者向けの仕事は車が無いと厳しいときも

建設業許可を取り扱う行政書士なら車は必須かも
今日は建設業許可関連業務について。
行政書士に車は必要か?
あまり聞かれる事は無いですが、興味ある人も居るかと。
(大半の行政書士は免許と車を持っている)
私は免許は持っていますが、ゴールド免許の優良ドライバーってヤツです。
(全く自慢にもならないですね)
車は無くても何とかなるけど、有るほうが圧倒的に有利です。
特に建設業許可などの許認可業務をする場合は。
規模の小さい事務所のメインターゲットは、小規模な会社や個人事業主になります。
大抵は先方の事務所に訪問する形になります。
(建設系の顧客は事務所に来たがらない)
建設業系の事務所の多くは、日中は移動時間で終了みたいな所も少なくないです。
大先輩曰く、新規以外は郵送とメールだけで対応するようにしないと破綻すると。
最初のうちに非対面のオペレーションを確立させないと、ほぼ訪問型から抜けだせないと。

訪問先がオフィス街や駅近などアクセス良好な場所にあれば良いのですが…
住宅街のど真ん中なケースが多いです。
そして駅から15分や20分くらい掛かる場所が多いです。
Googleマップでルート検索すると、最寄駅から複雑な経路が出ます。
スマホの地図アプリが大活躍です。
車が無い場合、電車と自転車を駆使することになります。
車が無いと移動時間がボトルネックになる事が多いです。
例えば車なら片道30分から40分で行ける場所。
電車を使うと1時間30分から2時間ほど掛かります。
住宅街のど真ん中だと、最寄駅から歩き時間が長いです。
(このロケーションならバイクの方が有利)
個人的な感想ですが、電車と徒歩での訪問は疲れます。
特に猛暑日や雨の日は、行くだけで体力の半分を使っていることも。
20代や30代など若い内は何とかなると思います。
その生活を40代、50代、60代と続けられるかです。
また建設業者の方は車移動が普通です。
顧客によっては、車が乗れないと言うと驚かれることも。
親切な人は最寄駅まで迎えてくれるケースもありますが…
向こうからすれば、余計な仕事を増やされた形になります。
面倒な行政書士だと思われたら、次の仕事は来ません。
もしくはワザワザ来てもらうのも忍びないと思われたり。
あと車が無いと何気に舐められる事も…
建設系の行政書士は、自宅兼事務所より車に乗れない方が不利かもです。
顧客も自宅兼事務所が多いので、その部分は気にしない人が多い。
一定以上の会社だと、オフィス街のテナントがデフォであることが多いですが。
許認可系で車が乗れないのは、大きなハンディキャップ。
車がダメなら来店型の業務を選ぶなど、業種選択を考えたほうが良いでしょう。
来店型を選ぶなら、独立事務所が必須になります。
もっとも移動時間分の時給、交通費と家賃は大差ないと思います。
建設業許可(特に新規)はzoomなどオンラインでの対応は難しいです。
書類の確認が膨大にあるため、先方の事務所に行った方が速い。
今日はここまで。
Posted by ミスター・フー at
09:30
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2023年09月03日
行政書士賠償責任保険の更新するも。

最近は早朝と夕方が涼しくなってきました。
そろそろ夏も終わり秋に近づいています。
この時期の行政書士ブログは行政書士の賠償責任保険ネタが増えます。
8月ごろに更新の案内が届き、8~9月に更新しました記事が出るからです。
かく言う私もブログ記事にしています。
しかしタイトルが不謹慎ですね…
損害賠償保険が顧客に安心感をもたらし集客に繋がるかです。
答えは全く効果はありません。
顧客や知り合いの営業マンに聞いてみました。
・そんな物より結果を出す方が重要。
・損害賠償保険は加入が当たり前。
・過度な保険アピールは自信が無いから?
そりゃそうですね。
逆に損害保険金を目当ての依頼がある方が怖いです。
実際のところヤバい案件もある様です。
YouTubeで風営業務にて損賠金目当ての依頼の話がありました。
行政書士の現場確認もなく、無断でテナントを借りて内装工事をしたとか。
YouTube動画を貼ろうと思いましたが、投稿者は削除していました。
残念です。
その投稿者は、一生風営をやらないと言っていました。

保険は行政書士のお守りです。
無保険は怖いけど当てにはできない。
本当に使えるかは、事故った時に初めて分かる。
建設業(経営事項審査)や風営業務などポカした時の損害が大きいジャンルだと必須です。
また出張封印や後見業務だとオプションや別の保険加入が必要です。
保険は多少の安心感を買うようなものです。
一応私も賠償保険には入っていますが…
しかも金額の大きいAタイプに加入しています。
入らないで後悔するのも嫌です。
金額も2万円とそんなに高いものでも無いので。
今年もインターネットで更新手続きをしました。
保険会社に連絡することが無い様に祈りながら。
本当に保険が下りるのかを知る機会が無いことを祈りながら。
事務所経営で無保険は無いと思います。
お金が勿体ないなら、最低のD型だけでも入っておくのは
Dタイプは年間5000円程度です。
1案件500万円程度の保証になります。
風営業務や経営事項審査、入管の経営管理に手を出さなければ、これで充分かもです。
ちなみに保険の対象は純粋な行政書士業務のみです。
資金調達コンサルなど純粋な業務から外れる時は別の保険が必要です。
今日はここまで。
Posted by ミスター・フー at
06:48
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