2023年02月27日
直観でヤバいと感じたら何も考えずに逃げるべし

今日は行政書士の危機管理について。
危機管理という程の大層な話ではないです。
個人的に思うことは、面倒でヤバい客からは全力で逃げろです。
目の前の仕事や報酬の為に我慢して受注すると碌な事が無いです。
業種や集客方法にも拠るでしょうけど。
インターネット集客をしていると、一定数は変な話が出てきます。
明らかな虚偽申請や限度を超えたダンピング…
この辺りなら即お断り案件ですし、断り易いかと思います。
そうでもないけど、何か嫌だなこの人…
そう思った時は業務を受任した時に辛い思いをする事が多いです。
・値引き要請
・相見積もり
・言質を取りたがる
・フィーリングが合わない
私の場合ですが、上記の内容があれば逃げる様にしています。
問合せ段階で値引きと相見積もりを出して来た人。
(受任するまでは単なる電話してきた人)
受任した場合、協力してくれない事が多いです。
もしくはレスが非常に遅いこと多し。
故に一向に手続きが進まない。
お互いにデメリットしかないのが現実です。
値引きや相見積もりしたい人は、ミツモアやアイミツがベストだと思います。
相場より安い価格&複数の事務所から見積もりが飛んできます。
言質を取りたがる人。
大抵は何かあるケースが多いです。
そのナニカが結構怖いですし、トラブルなり易い傾向が。
ラストはフィーリングが合わない。
この辺は直観でしか無いですけど…
直観をバカにしてはいけません。

最初で何か嫌だなこの人と思ったとき。
高確率でストレスフルな結果になる事が多いです。
こんなことを言うと、好き嫌いで仕事をするのか!
と説教が飛んでくる事もあります。
サラリーマンなら好き嫌いでの仕事はご法度です。
(会社員の安定と給与は、ストレスと我慢料)
しかし私は完全無欠な自営業者。
好き嫌いで仕事をしたいから独立しているのです。
直観を無視して突き進んだ結果…
高確率で辛い思いを後でする事になります。
精神的、肉体的、経済的にも。
ヤバい話や人を嗅ぎ分ける嗅覚は経営者にとって最大の武器になります。
危険な人や話は身近な所に転がっています。
あと一人事務所でストレスは大敵です。
憂鬱な案件1つで事務所のパフォーマンスがガタ落ちになります。
今日はここまで。
Posted by ミスター・フー at
09:46
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2023年02月26日
永住許可申請は就労より配偶者ビザの方が有利な事が多い

今日は配偶者ビザへの変更に関する記事。
大半の人にはどうでも良い記事だけど、一部の人には役に立つかも。
日本に居る外国人は在留資格を持っています。
(持ってなきゃ不法滞在)
例えば事務職などホワイトカラー職で勤務する方は、「技術・人文知識・国際業務(技人国)」を持っている事が多いです。
在留資格は半年、1年、3年、5年と期間があります。
大抵は1年からスタートして、何度かのビザ更新を経て3年、5年と長くなります。
就労ビザから配偶者ビザに変更する場合ですが…
最長5年の在留資格でも最初は1年になってしまいます。
私の肌感覚ですが、ある程度の在職期間がある方は5年を持っている人が多い印象。
年金も税金も会社が天引き、特に問題が無ければ5年になり易いのかなと思ったりします。
(弊所に来た就労ビザ保有者に5年が多いだけかもですが…)
話を戻します。
5年の就労ビザでも配偶者ビザに変更すると1年になります。
理由は活動の内容が違うからです。
就労ビザ(技人国)の活動は会社で働くこと。
配偶者ビザは結婚して、夫婦生活をすること。
良き社会人であっても、良き家庭人とは限らない?
(仕事バリバリ系の人にはありがちな話)
5年の就労ビザを持っている人が、配偶者ビザへ変更する人は少ない。
理由は在留期間が短くなるから。
また仕事を辞める予定がないなら、わざわざビザ変更するモチベーションが働かない。
他にも離婚してしまうと、在留資格の該当性が無くなってしまう。
この場合、元の会社に戻れたら良いけど…

しかしながら、全ての方がそうとは限らない。
・結婚を機に退職する人
・転職を希望する人
・永住審査を有利に進めたい
まず寿退社を希望している場合、就労ビザの要件を満たさなくなる。
転職を希望する場合は、就労制限の無い配偶者ビザの方が選択肢が広がる。
この様な事が意外とあります。
次に永住審査について。
永住審査は配偶者ビザの方が要件が軽い。
・10年の日本滞在→3年か1年
・年収要件→5年連続年収300万円以上である必要がない
この様な事がある場合は就労ビザから配偶者ビザへ変更が良い。
配偶者の年収が永住の年収要件を満たしていれば、本人がダメでも永住審査的には問題ない。
配偶者ビザから永住者になるための条件
結局はケースバイケースなんだと思う。
正しい答えは各々違うということですね。
今日はここまで。
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07:55
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2023年02月23日
行政書士業界、ファックスは今日も現役で頑張っています。

何だかんだとFAXが必要な行政書士業界
今日はFAXの話でも。
世界的にはFAXは過去の遺物と呼ばれている。
デジタル庁の河野太郎大臣もFAXを廃止せよと号令をかけるも…
行政書士業務ではFAXは未だに現役です。
大阪会に事務所登録する時はFAX番号が必須だったりします。
行政書士会関係で必要になるは、申請取次関係。
入管業務をするために取得する申請取次行政書士。
新規・更新で講習受講が必要だけど申込はFAXオンリー。
受講票の送信もFAXで返信されてきます。

また大阪会でビデオオンデマンドの研修を受ける時もFAX。
メールでも申込可能だけど、メールだとレスが非常に遅い。
(メールだと2日から3日かかる)
しかしながらFAXだと当日に受理される。
FAXだと電話が鳴り、電話機から紙が吐き出されるので気付いて貰える。
メールは管理画面の中に埋もれて気付いて貰えない時がある。
急ぎの案件だとメールよりFAXの方が速い。
また役所へ書類送付する際もFAXが役に立つ。
例えば市役所へ郵送請求した時に書類が足りなかった時…
ファックスで送信することが多い。
また建設業許可などの追完も同様です。
(1枚か2枚程度でコピー可の書類に限るけど)
なぜかメールがダメな事が多い。
(メアドも公開していない事が多い)
役所の追完の場合、直ぐに確認できるのもあるのかと。
(電話が鳴り紙が吐き出される)
メールだと受信トレイに埋もれてしまう。
また迷惑トレイに入ってしまえば、確認されないリスクもある。
何だかんだ言ってファックスは便利なんです。
この様な事情があるからFAXが無くならないのでしょう。
今日はここまで
Posted by ミスター・フー at
18:26
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2023年02月19日
行政書士は人工知能に敗れ去るか【釣りタイトルっぽい】

今日はChatGPTについて。
このところ、オープンAIのChatGPTが大流行りですね。
Twitterを始めとするSNSでも言及している人も居ます。
また某有名行政書士達がプロダクトローンチを出していたのも記憶に新しいです。
個人的にはChatGPT単体で、行政書士が廃業に追い込まれるとは思っていないです。
時代に取り残されたオッサンだから…
ChatGPTのヘンテコ回答を見て、そう思うのか…
ChatGPTなどの人工知能は恐ろしいスピードで成長しています。
この点に関しては誰もが頷くでしょう。
個人的に思う話ですが。
行政書士は相談業務だけで飯を喰ってるのかですね。
(大半の行政書士は、そうでないと思っている)
アドバイスだけで飯が食える行政書士になりたいものです。
相談は全てオンラインで完結して、料金は完全前払い。
ChatGPTに質問をぶつければ、回答が得られます。
その回答は正しい事が多いでしょう。
その内に質問の行間にある事柄も推測するようになるかもです。

ただ許認可業務に関しては、正しい答えだけ知っても意味がない気がします。
人工知能に質問するまでもなく、役所が答えを出しています。
しかも手引きで書類の書き方や必要な書類を詳細に説明しています。
正しい答えを知る事と、許認可を取得することは違うように思っています。
顧客の話を聞き、許可が取れるかを書類などチェック。
許可を阻害する部分は何処にあるかを確認。
阻害する要素はどの様にすれば除去できるのか?
足りない要素を別の書類でカバーできないか、役所の担当官と協議。
手引き外の書類提示は、役所との話し合いを経ないと使えないものが多い。
前回は話し合いで大丈夫だったから、今回は何も言わずに提出したら…
手引きに載っていない書類だからダメと拒否される事は普通にある。
今のところChatGPTはネット上にある情報を参考に回答します。
ネットの外にある事柄は、知るすべがありません。
ChatGPTは便利なツールです。
補助的に活用することで生産性が上がる事は間違いないです。
ただ万能ではないです。
またChatGPTを使うには、質問力が必要です。
現在のところは、テキストで文書を打ち込んで質問します。
普通に面談するなら1時間以上は必要な内容をテキストで行う…
想像以上に大変な作業ですね。
また質問者が問題を的確に把握している必要もあります。
何が問題か分かっていない状況だと的外れな質問に。
的外れな質問の回答も使えるか微妙な回答になります。
私を含め、人は自分の問題を客観的に把握している人は少ないです。
特に自分事になると、色々な感情が入ってしまうので余計にです。
今日はここまで。
Posted by ミスター・フー at
14:07
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2023年02月18日
業スーの1000gのポテサラのパッケージが二つに分かれている

今日はご飯のオカズについて。
私はポテトサラダが好物です。
サラダなのでヘルシーそのもの。
炭水化物?
何ですかそれ?
サラダは野菜しか入っていませんよ?
自分で作るとじゃが芋を茹でて、野菜を切り刻み大量のマヨネーズに混ぜる。
要は手間とコストが掛る。
また近所のスーパーで購入すると量が少ない。
満足するくらい食べようと思えば高くつく。
業務スーパーの1000g入りのポテトサラダです。
値段は税込みで400円前後と非常にリーズナブル。

量も1㎏と大容量なので、食べたいだけ食べる事ができます。
味はメチャクチャ美味しい訳では無いですが、悪いことはないです。
欠点は一旦開けると、数日で食べきらないといけない事。
購入すると、
朝はトーストにポテサラをのせたもの。
(ポテサラトーストは意外と美味い)
昼は弁当にポテトサラダ。
夜にも付け合わせにポテサラ…
こんなのが3日から4日程続きます。
さすがに3日目あたりから辛くなります。
久しぶりに業務スーパーのポテサラが食べたくなり、近所にある業スーへ。
パッケージを見ると、セパレートになっているではないですか。
500gづつに分かれています。
これは非常に有難い話です。
1キロだと一気食いしないとダメですが、500gだったら2日位で済みます。
ポテサラに玉ねぎのみじん切りや林檎の細切れを入れても食べきれます。

業スーのポテサラは開封しなければ、意外と日持ちします。
購入した物は2月の始めごろ。
(1か月も日持ちするのが怖いと言えば怖いのかも)
Posted by ミスター・フー at
13:51
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2023年02月11日
行政書士はホームページを持った方が良いと思うけど

今日は行政書士事務所のホームページについて。
休日の肩慣らし的に記事を書きます。
ブログ村でHPを持った方が良いのかという記事を見て。
個人的には「ホームページ? 絶対に必要でしょ」派です。
ウェブサイトが無くて、どうやって仕事を取るんだろう?
こう考えてしまいます。
私はインターネット営業1本だから。
逆にリアル営業が全然分からない!
誰か教えてください!
(冗談ではなくマジで)
同業者がリアルで仕事を取る様子を見て、羨ましいと感じてしまいます。
(特に問合せ電話が減った時は)
しかしながら今からホームページ1本での集客は…
基本的にお勧めしないですね。
特に2020年を超えた辺りからは…
Googleが「E-A-T」の概念を取り入れだした為。
(今はEEATとEがもう1個増えました)
私も2020年にメインサイトが壊滅的なダメージを受けました。
(アクセス数が5分の1まで激減)
それまでは記事をガチれば上位表示も可能だった。
今はそれだけだと…

効率やコスパが悪すぎる。
サイトが回り出すまで、時間がかかり過ぎる事。
(今は公開から半年でも厳しいかも)
ネット集客も専門的なノウハウが必要な事。
(好きじゃなきゃ、やってられない程に効率が悪い)
サイトを延々と弄り続ける必要あり。
(休日はほぼサイト改善で潰れる)
自然検索はGoogleに生殺与奪を握られる。
広告費の高騰ぶりは、エグイの一言。
アナログ営業や人脈があるなら、ネットに手を出さずにそっちを頑張れと思う。
最近入った行政書士さん。
ウェブサイトを作らない人もチラホラいますね。
会社員兼業の人ではなく、完全独立の人です。
またアメーバオウンドやWIX、ジンドゥーでサクッと作る人。
Wordpressでプロに依頼してガッツリ作る人も。
ホームページはあった方が良いです。
そこから集客するのは難易度高めかなと思います。
・SEOが出来ないとアクセスが来ない。
(何か月経っても問合せなし)
・広告は実績が無いと爆死する。
(回る前に資金が尽きて終了)
・サイトのデザインは勝負の決め手にならない。
(手作りサイトで集客できてる人多い)
少し前にもサイトを頑張ったけど…
全然ダメダメでネット集客を諦めたとこぼされました。
サイトを拝見したら、まあ…うん…。
原因はある程度分かりましたが…
業務の事なら、ある程度は答えて上げられるけど。
サイトのアドバイスは、難しいですね。
(ケチでアドバイスしないわけでは無いです。)
色々な人に教えた結果、自分が教えるのに向いていないが分かりました。
その人、リアルで集客出来てるので。
そっちを頑張った方が効率良いでしょう。
新規参入された人。
支部長とかからサイト集客していると聞くらしい。
何かの集まりで私の姿や弊所の手作りサイトを見て。
あんなサイトでも、あんな奴でもネット集客できるんだ。
だったら俺・私なら楽勝楽勝と思うのでしょうかね。
彼らは口では言わないけど、目や態度で如実に語っている。
今日はここまで。
Posted by ミスター・フー at
17:47
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2023年02月04日
実務経験を積んでから独立が最適だけど即独でも何とかなる

行政書士事務所で補助者経験を積んだ方が良いに決まってるが
今日は行政書士の修行について。
先月に行政書士試験の合格発表がありました。
無事合格された方の中には、その足で登録する方も居られるかと。
また独立開業の成功率を高めるべく、行政書士事務所の求人を探す方も。
事務所で業務のやり方や営業方法をマスターしてから独立。
理想的な開業プランですね。
問題は実現可能性が高く無いことですね。
まず求人がない、あってもスペック勝負になる。
求人があっても独立前提だと採用は厳しいかなと。
雇用先の立場にたてば、仕事を教えて一通り覚えた瞬間に退職。
開業後は自分と同じ業務を同エリア、同じ営業方法で行う。
まあ…うん…
厳しいですね。
即独した人間の立場からすると、補助者経験は羨ましいと思う反面。
別に無くても良いかなとも思います。
行政書士は即独が前提の職業です。
本会の研修や先輩からのフォローが比較的に得やすいです。
大阪会の場合、建設業許可の窓口業務があります。
これに参加することで、建設業許可を実践で勉強できます。
また役所に質問することも可能です。
(ベテランでも役所にお伺いする事は普通にある)
手取足取りとはいかなくても、頑張れば何とかなる様に出来てます。
(最初の内は地獄かも知れないけど)
確かに即独は背中に嫌な汗をかきながらの仕事。

受任した後も喜びではなく、
「受けてしまったけど本当に大丈夫なのか…」
不安で圧し潰されそうになります。
クライアント様とのプレッシャーで磨かれていく。
私は行政書士をその様に解釈しています。
そんな地獄を潜り抜けて、行政書士の面の皮は厚くなります。
ゲームで言うと最低限の武器だけで進めるエクストラハードモードです。
その地獄を潜り抜ければ、即独でも何とか生き残れます。
生き残れれば、補助者経験は無くても何とかなると思えるように。
(生存バイアスの世界だな)
あと事務所での勤務経験が成功の最短ルートかと言うと…
補助者経験者でパッとしない方も居られます。
個人的な考えですが…
補助者の立場で、何処まで仕事を任せて貰えるかですね。
・シンプルな事務や書類の作成。
・書類提出のお使い
・顧客の対応は一切、任せて貰えず。
この様なパターンだと
実務経験は積めたとは言い難いかなと。
書類作成だけでも勉強になりますが…
行政書士で肝心なのは、顧客対応や役所との交渉。
もしくは営業に関するノウハウです。
あと所長の下で仕事をするのと、自分の名前での仕事はプレッシャーが段違い。
次に営業ノウハウに再現性が無い場合。
事務所に潜り込む理由は営業方法を覚える事。
人を雇うレベルの事務所だと、営業方法も確立しています。
行政書士業務にカスタマイズされた手法は勉強になります。
ただ…それが独立時に真似できるかは別問題です。
営業対象のレベルが高すぎたり。
(規模感のある企業など、個人事務所レベルではない)
所長の顔や人脈で集客していたり。
(これも一朝一夕で真似できない)
ネット集客だけど、HPや広告費が凄すぎて参考にならない。
ドラえもんで例えると、「出木杉君の自由研究」ですかね。
のび太君が夏休みの自由研究を、出木杉君に聞きに行ったエピソード。
立派過ぎて、参考にならないと言いながら帰るシーン。
そうで無くても事務所の営業方法は秘中の秘です。
いつ辞めてライバルになるか分からない人に開示しないと思います。
その様な事もあるので、補助者経験が有利とは限らないです。
有利に働くことの方が多いのは言うまでもないけども。
今日はここまで。
Posted by ミスター・フー at
18:21
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