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2024年04月14日

清濁併せ吞む行政書士は廃業リスクが高い

清濁併せ吞む行政書士は廃業リスクが高い

話が分かる優しい行政書士は地獄への片道切符

今日は話が分かる行政書士について。
ここで言う話が分かるとは、融通が利く行政書士を指します。

昔読んだ小説に「カポネ」という小説があります。
アメリカ禁酒法時代に活躍したダークヒーロー、アルカポネの話です。

この小説に「話が分かる指導者」という件があります。
ギャングの話をよく聞き、彼らの要望を受け入れる市長の事を指します。

「不正アリ、汚職アリ、賄賂大好き、ミスター○○〇」
一般市民からは、この様な評価を受けていた政治家です。

大手にない一人事務所の強みは杓子定規な対応しないこと。
融通が利く、小回りが良い部分が強みになります。

ただ…
ミスター○○○の様な融通の利かせ方はダメです。

話が分かる先生は、物語だけで十分です。
悪代官も越後屋になる必要はありません。

行政書士をしていると…
許認可や入管業務で清濁併せ呑む行政書士の噂を聞くことが。

同業者や相談者から、話を聞きます。
意外な人が融通が利く先生だったり。

BtoBを専門にしている事務所が多い様な気がします。
一度でも話が分かる対応をしてしまうと…
相手に弱みを握られてしまいます。

こうなると…
先方の都合の良い駒扱い。
潰れるまで利用しつくされます。

相談者や見込み客から、清濁併せ呑む対応を求められることが。
入管系や建設業で定期的に発生します。

先生、上手い事やってよ
これが無いと、日本に居られないよ
許可が無いと失業してしまうよ

泣き落としみたいな話が出てきます。
相談者にほだされて、虚偽申請をしても感謝されません。

「アイツは馬鹿だ、徹底的に利用してやろう」

こう思われるのがオチです。
次からは弱みを握られてしゃぶり尽くされる未来が待っています。

行政書士の優しさは、接客態度だけで十分です。
業務に優しさや情けは不要です。

行政書士で独立したら、誰も守ってくれません。
自分の身は自分で守るしかないです。

本質的に弁護士以外の士業は役所の手先です。
役所や役人の負担を減らすために生み出された存在です。

今日はここまで

Posted by ミスター・フー at 19:35│Comments(0)
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