2024年12月15日
副業から行政書士を始める場合にお勧めの業務

もし今から行政書士を副業でやるとしたら
今日は副業で行政書士について。
世の中には副業で行政書士をしたい人が居る。
本当は行政書士事務所で実務と営業を勉強してから独立したい…
だけど適当な就職先が見つからない。
いきなりの専業は怖いから、まずは副業で。
副業が忙しくなり、本業より稼げそうなら専業へ。
少しでもリスクを減らす戦略。
全然悪くないと思いますよ。
独立開業成功の秘訣はリスクを減らす事ですので。
以前なら副業でやるくらいなら、止めとけと言ったと思います。
許認可も入管も平日のコアタイムが必要。
相続などの市民法務系も無理があると思います。
少し前に週末行政書士という本がありました。
あの本が出た辺りからでしょうかね、
副業行政書士が言われ出したのは…
再現性が高いかは議論の余地があります。
筆者は元々銀行の相続担当で相続業務に造詣がある。
また有給が取り易いポジション。
さらに勤務先の理解もあったご様子。
少なくとも私には同じことはできない。
断言できます。
作者とスペックも環境も違い過ぎます。
私の様なポンコツが会社を辞めずに副業するなら…
業務は契約書の作成とチェックになるかなと思います。
集客方法はココナラやミツモア等のポータルサイト。
月に5万円か6万円稼ぐことを目指します。
ある程度、実績ややり方が分かってきたら…
サイトを作りSEOを掛けるかなと。
なぜ契約書かと言うと、
テキストのコミュニケーションで完結する。
許認可や民亊の様に平日が埋まっていても何とかなる。
次にココナラやミツモアで集客できること。
ココナラのサイトを見ていると契約書作成のニーズがあり、
プラットフォームで集客できているのが分かります。
副業で時間が限られた中で集客に割ける時間は殆ど無い。
そんな中で仕事を取るならポータルサイトが打ってつけ。
受注した業務のマージンは広告費と割り切るしかないかと。
問題は副業レベルを超えるのが難しいこと。
あとそんなに稼げない。
1件1万円程度になり、マージンを引くと7000円や6000円程度。
月に数十件も取れる代物でもないでしょうし。
契約書で高単価業務は難しいかと。
高単価案件は特殊な契約書か法律事務所に依頼します。
1件1万円の契約書は弁護士と棲み分けが出来てるのでしょう。
(自分で作るのは不安、だけど弁護士は敷居が高い)
責任の重さと報酬の釣り合いを考えると…
普通にアルバイトした方が良いかと思います。
ココナラで契約書はメジャー業務なので、ライバルも相当以上にいます。
少なくとも副業行政書士だと契約書くらいしか思い浮かばないです。
最後に会社員兼業行政書士を何人も見てきました。
私も最初は会社で勤務しながらの行政書士でした。
思ったように経験が積めずに会社員を続ける人が大半。
行政書士の本来業務(許認可や入管)の経験はフルタイム勤務だと積みづらい。
気が付けば5年6年と開店休業先生を続けている。
そのままダラダラと続けて廃業するか、見切り発車で専業になるかです。
私は見切り発車のクチです。
とある事情で会社員を続けられなくなり、行政書士専業へ強制シフトしました。
今日はここまで
Posted by ミスター・フー at 09:17│Comments(0)