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2024年01月07日

好きな業務を選べるのは新人行政書士のメリット

好きな業務を選べるのは新人行政書士のメリット


自由な業務の選択は新人行政書士の特権か

今日は業務選択について。
行政書士で悩ましいのは自分の専攻を決める必要があること。

他士業には存在しない悩みです。
司法書士なら登記か相続。
社労士は社保か補助金か障害年金、人事コンサル?
税理士は商売関係か資産税の申告
等々

あまり悩まなくても良いのが羨ましいです。
行政書士はそうはいかない。

許認可でも建設・産廃、ドローン、自動車、農地系、民泊、風営など図面系。
入管も身分系、就労系、永住帰化等など。
障害福祉や医療法務など
または資金調達の融資や補助金など

市民法務系は相続、内容証明、任意後見など。

どれも奥深く片手間では対応が難しい物ばかり。
最初は業務選択に悩むことになるでしょう。

業務の選択できるのは新人の間くらいです。
業務をやっていくと、大幅なジャンル変更は難しくなります。

取り扱い業務が固定化されていきます。
集客方法も固定化されます。

私は行政書士の新人とは、業務が定まっていない人と定義しています。
登録年数は関係ないです。
(登録だけした会社員みたいな人は多数います。)

好きな業務を選べるのは新人行政書士のメリット


バブル業務に乗り出せるのも業歴が浅いうちがチャンス。
ジャンル違いのバブルにはベテランは参入しない傾向有り。
(知らないことに手を出すのは火傷の元)

面白そうな業務があるなら、ガンガン行こうぜってヤツです。
そのうちに専門が定まってくるでしょう。

ベテランになるほど、冒険もしないし驚くほどに業務転向しない。
民泊専門の行政書士が、需要が消えた後も業務変更しなかった人も。
蛹みたいに春や夏が来るのを待ち続けた行政書士は少なくなかった。

バブル業務にチップを全ベットできるのは、業務が定まっていない人だけ。
この部分はベテランが持ちえない最強の武器です。

バブル業務に参入して、数年後も生き残れるかは話は別ですが。
上手い事、生き残れればその道の第一人者。
失敗すれば別業務を探す新人時代の再開。

バブルはいつか弾けるものです。

定番業務になるのか、ニッチ業務に移行するかは分からないですが。
その時はゲームの参加者全員を満足させるパイは残っていないです。

弾けた後も当該専門で食べていけるのは第一人者クラス。
大半は淘汰されて別業務に移行することに。

個人的にはバブル業務に参入はよく考えた方が良い。
補助金の様に時限的なものであれば尚更。
楽な集客になれた後の伝統業務は辛いですよ。

大半の人は波に乗り切れず中後半端なポジションで終了。
いままで複数のバブルを見てきて思ったことです。

今日はここまで。
Posted by ミスター・フー at 07:16│Comments(0)
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