2020年12月31日
建設業許可の金看板はエクセルでも作れるけども…

今日は建設業許可の話でも触れてみようかと思います。
許可を取った後には、許可業者の情報を記載した標識を作ることが義務付けられています。
根拠は建設業法第40条です。
この辺は他の行政書士さんに書き尽くされていると思います。
下記のサイトで書かれているように。
https://kyoka-ok.com/category1/entry65.html
このブログでは変化球的な話題にしてみようと思います。
新規に許可を取った会社に真っ先に連絡が来るのが、許可票を作成する看板会社です。
許可票を作りませんかと
建設業許可票に限らず宅建業や建築士事務所などの看板作成の競争は意外と激しいです。
「建設業許可票」などで検索すると、デザイン会社や看板会社のサイトが大量にヒットします。
建設業許可関係のクエリで、ここだけが毛色が違います。
大半のキーワードでは、都道府県や国土交通省、行政書士事務所しか出てきませんが、看板系だけは看板屋さんのサイトで占められます。
看板屋さんが提供する建設業許可票を見ていると面白いです。
基本的にライセンス表示系の標識は、サイズやデザインが標準化されています。
その制約がある中で各社が出来る限りのデザインを追求する姿勢が素晴らしいです、
弄れる部分はカラーや素材回りになりますが、材料や色が変わるだけでもイメージがガラッと変わります。
スタンダードな金色に黒文字は、建設業者の伝統のような物を感じさせられます。
同じ金色でも明るい金色から艶消しのゴールドでは雰囲気が変わります。
ベースが黒で文字が金色もカッコいいです。
また黒ベースで銀文字もオシャレです。
またステンレスに黒文字はシンプルでスタイリッシュです。
シンプルなので会社の看板に良く使われています。
(私の事務所の看板もステンレス製です。)

個人的に一番刺さったのが、ロイヤルブルーに金文字です。
金色が混じったラピスラズリの様な色合いが最高ですね。
変わり種には、グリーンに金文字やワインレッドに金文字などもあります。
これらもオシャレで良いですね。
次に金属製ではなくガラスやアクリル製の物です、
透明な板に文字が刻まれているタイプです。
これらもオシャレです。
(語彙が乏しいのが辛いです。)
表面にカッティングシートを貼ったタイプは、記載内容の変更時に対応が簡単です。
逆に板に直接文字を刻んだ許可票も素敵です。
また標識を二枚のガラスで挟んだタイプも捨てがたいですね。
最後に素材の厚みですかね。
これも結構重要なポイントかなと思います。
ステンレスやアルミなどの金属製、アクリルやガラス系でも分厚い方が高級感や重厚感が出てきます。
許可票の価格は大体で1万円から高くても3万円程度みたいです。

価格帯がこの辺りに集約するのは多分ですが…
本店と営業所全部に作る必要があること、また許可の更新や業種追加や一部廃業などで記載内容が定期的に変わるからかなと思います。
1個作れば一生使えるタイプではないので、1枚何十万もするような物は厳しいでしょう。
一番安く仕上げる方法は、Excel形式でプリントアウトした物を100均で買ってきた額縁に入れることですかね。
見栄えを一切気にしない場合は、これでも良いのかなと思います。
Posted by ミスター・フー at 12:25│Comments(0)