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2020年10月12日

行政書士の仕事は書類集めのスピードが勝負です。

行政書士の仕事は書類集めのスピードが勝負です。


行政書士業務に関して書こうかと思います。
行政書士事務所の利益は業務件数もさることながら…

小さな事務所の場合は、仕事の早さで時給が変わると思います。
10万円の案件を何日で片付けられるかです。

例えば実働20時間で完了させることが出来れば、時給は5000円になります。
もしこれが40時間なら2500円です。

許認可業務で一番大変なのは、書類作成ではありません。
申請書の内容を確認する証拠書類の収集です。

この確認書類の収集で業務時間に差が付きます。
確認書類の多くはお客様しか持っていない物が多いです。

例えば建設業許可なら…

・専任技術者の資格証や卒業証明書
・常勤役員等や専技の期間の証明に必要な注文書や請求書。
・賃貸借契約書
・確定申告書や決算書
・預金通帳のコピーなど

これらの他にお客様ではなく、行政書士が集められる書類もあります。

・住民票
・身分証明書
・登記されていない事の証明書
・納税証明書

要は区役所などの役所から取り寄せる書類です。
これらの書類の取り寄せは、お客様に集めてもらうか行政書士側で集めるか意見が分かれます。

個人的には、行政書士側で取得できるものは全部取った方が良いのかなと思います。

トータルで見たときに、業務にかかる時間が少なくなります。

行政書士が自分で集める方が処理速度が断然に違います。
お客様に集めてもらう場合は、先方のスケジュールに左右されます。
取得して郵送してもらうためにタイムラグも生じます。

行政書士で書類が揃うまでの待機時間が結構長いです。
(書類作成よりも待っている時間の方が多いのが現実)

待機時間を少しでも減らすことが肝心だと思います。
待ち時間のロスを減らすには、少しでもお客様の負担を減らすことが重要です。

顧客満足度を考えても、こちら側で必要書類を収集するほうが良くなります。


Posted by ミスター・フー at 11:34│Comments(0)
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