2020年09月05日
ホームページ制作会社ほどネット集客に期待できない皮肉な事実

今日はホームページ制作会社ほど、リアル営業に焦点を当てる必要があることについて。
現在、新しい収益の柱を模索中です。
候補の一つとして、ホームページ制作を検討しました。
一応行政書士で集客できるサイトが作れますので、そのノウハウを他者に提供出来るかなと。
作成費もありますが、月額の管理費が魅力です。
行政書士が憧れる継続課金のサブスクリプションってヤツですね。
結局はWordpressがダメでウェブ制作は断念する方向です。
折角なので、今回リサーチした内容をブログ記事にしてみようかと。

分かった事は下記の通りです。
・参入障壁が異様に低い。
・業者のレベルが玉石混交。
・価格がバラバラで適正価格が全く分からない。
・購入時に効果があるか分からない恐怖。
・ウェブ制作はインターネット集客が難しい。
ウェブ制作は参入障壁が無いに等しいです。
Wordpressを触れて、ある程度のサイトが作れる人なら誰でもなろうと思えばなれます。
デザインもTCDなどを使えば、画像素材さえあれば一定水準以上のサイトになります。
HTMLやCSS、PHPなどの言語が出来ない人もデザインがダメダメな人も、デザインがイケてるHPが作れるTCD様様です。
テンプレートの使用料が6万円前後になるのが痛いです。
次に業者のレベルが玉石混交だということです。
ワードプレスを弄れるレベルから、一部上場企業までプレイヤーがいます。
次は適正価格が一般人にとって分かりにくい点ですかね。
安い会社は製作費がタダで管理費用が3800円。
高い業者は製作費で数百万から、管理費用も月額数十万円とか。
(ここまで高いと、大企業しか相手にしないでしょうけども)
明らかに大手企業を相手にする会社は、除外されるとしても
私のような個人事業主、零細企業レベルでも価格が分かれます。

個人的に一番のネックはここです。
作成したサイトの費用対効果が算定しづらい面です。
(特に集客力があることをUSPにする場合)
高額でも集客効果があり、コストをペイできるなら問題ないですが…
サイトは作ってみないと、効果があるのか分からないのが現実です。
私が作った集客サイト群も当たり外れがありました。
(どれも本気で作成したHPです。)
値段が高いにも関わらず…
効果が出るかは購入時には一切分からない。
ホームページ制作会社選びは博打です。

最後にweb制作会社ほど、リアル営業に力を入れる必要がある。
リサーチの結果、ホームページ制作会社はウェブからの集客が意外と不得手だと言うこと。
SEOや広告で見込み客からの引き合いが取れる会社もありますが。
実態は紹介営業やテレアポなどが中心の会社も少なくないです。
だから事務所にSEOやウェブ制作の営業電話が頻繁にあるのです。
ウェブ会社はSEOのプロを自任しています。
そのため見込み客から反応があるクエリは壮絶な闘いです。
自社のサイトがその会社で一番優秀であることは自明の理です。
デザインにしろ掛けるSEOの質にせよ。
フラッグシップ級のサイトが、しのぎを削るのが争うのが
「ホームーページ制作 ○○」などのキーワードです。
SEOで上位を取れるのは10社から7社。
それ以外は問合せ件数が非常に少ないのが現実です。
ネットで集客できなければ…
それ以外の手法で客を引っ張る必要があります。
結果的にウェブ制作会社が、リアル営業に力を入れることになります。
ウェブ会社ほどリアル営業に力を入れる皮肉な現実がそこに。
ウェブ会社でリアル営業をする必要があるくらいなら…
行政書士業務で頑張るほうが良いな…
行政書士の方が、まだ積み上げがあります。
結果として、行政書士をもっと頑張ってみようと思った次第です。
Posted by ミスター・フー at 18:24│Comments(0)