2020年02月04日
家賃保証会社と大家さんの入居審査は時間がかかるものですね。

行政書士の自宅事務所脱出記事の第4弾です。
前回は内覧した物件の一つに申し込みをした所まででした。
今回の結論
・家賃保証会社の審査は3日、大家の審査に1週間。
・審査中の間、気になって仕事が手に付かないことも。
・民法改正の影響で、家賃保証会社は連帯保証人を取らなくなった。
・大家側で連帯保証人を付けることを要求された。
・不動産屋さんは、(不利な)条件を後出しで出す。
・お金も不動産も借りる側は立場が弱い。
今回は申し込みと家賃保証会社&大家の審査です。
賃貸物件を借りる際には、家賃保証会社を間に入れるのが定番になっています。
(賃借人の信用に関係なく一律で)
家賃保証会社とは、収入などの信用力がない人の保証力を補う代わりに、対価を受け取るビジネスです。
私が申し込んだ物件にも保証会社を付けることが条件になっています。
今回、申し込んだ保証会社は全保連で独立系では最大手になります。
家賃保証会社は、連帯保証人を付けることを求めてきます。
(連帯保証人が居ない場合の保証会社ではと思うのですが。)
今時、連帯保証人とは・・・
と思いつつも事務所を借りるために、家族に連帯保証人をお願いすることに。
(借金と違い賃貸の場合は親族の保証人がベストらしいです。)
その後に不動産屋から、民法改正の影響で連帯保証人は不要になってたと連絡が。
しかし保証会社は要らないけど、大家側で付けることを要求していると。
(この後もこの不動産屋は、後出しで条件を増やしてくることが多かったです。)
お金も不動産も借りる側は立場が弱いです。
連帯保証人を拒否すれば、借りられないのは借金と同じです。
不動産の場合は借りてしまえば、借り手が有利になると聞きますが。

そんなこんなで家賃保証会社の審査がスタートしました。
その間、ネットで全保連のことや家賃保証会社の審査について調べていました。
・審査は早ければ3時間から1日で決まる。
・不合格の場合は速攻で連絡がある。
(NG条項が明確なため)
・時間が掛かるときは合格より。
・全保連は取引件数も多いけど、トラブルも少なくない。
・全保連の審査は厳しめ。
・一番厳しいのは信販会社系の保証会社。
・保証会社は150社を超える。

不動産屋のサイトにはこの様なことが書かれていました。
ネットで調べた情報だと、心配は不要だと思いつつも、万が一のことを考えると・・・
仕事に集中できない時がありました。
審査が始まると聞いてから3日後に、不動産屋から連絡。
保証会社の審査は合格した、次は大家の審査が始まると。
ここで不動産屋の後出しが。
(この後出しが3回、4回と続きます。)
1年ごとに保証会社の更新料がかかると。
最初は家賃の8割を払えば、更新料は不要と言っていた。)
気を取り直して、今度は大家の審査です。
(個人的には同時並行で進めたほうが効率が良いと思った。)

前回の記事でも紹介しましたが、大家さんは強気な方です。
保証会社で通っても、大家側で弾かれるのではと心配していました。
私が取り扱う業務が業務だったので、もしかしたら・・・
(大家さんとの会話で、それとなくメイン業務について話していたので。)
今度は大家さんが審査する場合のポイントをネットで調べていきました。
色々ありましたが、まとめると以下の通りです。
・保証会社の合格≠大家の入居審査の合格。
・入居基準は大家によって、違うので明確な基準が存在しない。
・大家との連絡が付かないなどで審査が遅れることは良くある。
結果的には大家さんの入居審査は1週間かかりました。
審査関係で10日程度の時間が流れていきました。
審査している間のヤキモキ感が、頭の片隅から消えることが無かったです。
入管の審査待ちの顧客もこんな思いをしていたのだと痛感させられました。
顧客には定期的な進捗報告をしていましたが、
この頻度を上げたほうが、顧客満足度の向上に繋がるかなと。
Posted by ミスター・フー at 14:00│Comments(0)