経営管理ビザは行政書士業務の集大成だと思います。

ミスター・フー

2019年03月09日 16:19

たまには行政書士ネタを書こうと思います。
行政書士の仕事には外国人の在留資格やビザの取得をサポートする入管業務があります。

在留資格は色々ありますが、今日は外国籍の方が日本で会社を作って経営する経営管理ビザをちょこっとだけ。




留学生が卒業後に起業したり、日本企業でサラリーマンをする人が独立したりするときに必要な在留資格が経営管理。
通常は経営ビザとか経営管理ビザって呼ばれるほうが多いです。

詳しい説明はブログの趣旨と会わないので省略します。

日本で外国人が社長になって経営する場合は、日本人がする場合よりかなり面倒です。
入国管理局に許可をもらう前に、会社を作って必要な許可を取り付ける必要があるからです。

会社を作るときに一番苦労するのが、銀行口座ですね。
観光旅行など短期滞在で来日しても口座を作れないです。

会社の規模にも条件があったり、資本金も一人当たり500万円必要だったり。
また自宅と事務所は別にしたりする必要がありますね。

さらに建設業や不動産業、中古自動車の販売業、飲食店などをする場合は営業許可を先にとる必要もあります。

要するに外国人が日本で会社経営をする場合は、入国管理局のルールだけでなく、他の役所や法律のルールにも適合しないとダメです。

これらを全部満たした会社を作り、入管に事業の安定性を証明する。
単なる代書の世界ではないですね。

難しさと責任の重さは半端ないですけと、同時にヤリガイや面白さがあると思うのです。

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