アドセンス広告は自社サイトに同業他社の広告を出すリスクあり

ミスター・フー

2024年11月10日 06:45




アドセンス広告を貼り他の行政書士を宣伝している…

本日は令和6年の行政書士本試験。
受験生の方は頑張ってください。
陰ながら応援しています。

合格出来れば何か変わるかもしれません。
少なくとも自信はつくと思います。

今回は行政書士の事務所・特化サイトにアドセンス広告は止めた方が良いについて。

時折、事務所のサイトにGoogleのアドセンスが貼られています。
1回クリックすると10円からの報酬が入るヤツです。
記事の下に正方形のバナーで出ることが多いです。

貼る貼らないは個人の自由です。
ただデメリットが多いのかなと思います。

まず顧客目線からです。
儲かってない事務所のイメージが付きます。
顧客は暇な行政書士に依頼したくありません。
業務で忙しい行政書士に依頼したいのです。

アドセンス広告は、ブロガーやアフィリエイターの小遣い稼ぎのイメージが定着しています。

アドセンスがあるとサイトの集客力が無いことをアピールすることに。
実際に集客が出来てるなら、1クリック10円~の小遣い銭は要らないです。

次に行政書士サイトだと、そんなに稼げないです。
アドセンスで稼ぐには、月数十万のPV~のアクセスが必要です。
行政書士サイトはアクセス数が少ないです。

弊所のサイトでも月1万PVあるかどうか。
一カ月でうまい棒10本買えれば上出来です。
アドセンスで稼ぎたいなら、別ジャンルのブログを作る必要があります。

一番のデメリットは、他社の宣伝してしまってること。
ネットで行政書士を探す層は、色々な事務所のサイトを眺めます。
ディスプレイ広告を出す事務所は追跡設定をしています。

追跡設定とはアクセスしたサイトの広告を一定期間出し続けるもの。
別名ストーカー広告と呼ばれるもの。
リスティング広告より安価で効果が高いと言われています。
(最初のアクセスが無いと機能しないけど)

何が言いたいかと言うと…
自分のサイトに他社の広告が出てしまいます。
建設業許可のサイトに別事務所のバナーが表示される。

貴重なアクセスを他社に流していることになります。
アクセス数が少ないと顧客からのアクセスは非常に貴重です。

そんな貴重な訪問者を数十円で他社に譲る行政書士。
そのアクセスが後の数十万に化けることも。
旦那っ!太っ腹!ってヤツですね。

行政書士事務所にアクセスした顧客候補は熱い訪問者です。
リスティングなら千円近いコストを払って獲得する顕在層。

そんな貴重なアクセスをライバルに売ってくれる。
やはり太っ腹なお大尽さま!です。

ネット集客は手間がかかり時間を溶かします。
中途半端にするなら、最初からやらない方が良いです。
交流会やリアル営業した方が有意義です。

偉そうに言ってますが…
このブログにもライバル事務所の広告が出ていることがあります。
ほぼ受験生か同業者しか見ないブログだから良いのですが…
あとは万代ピザやポールウインナーに興味ある人。

今日はここまで。