相続専門行政書士は司法書士試験を受ける人が多い
相続系行政書士は司法書士のダブルを目指すか
今日は司法書士試験について。
令和5年司法書士試験の合格発表がありました。
合格した人、おめでとうございます!
残念だった人、どんまい!
私の周囲でも何人か受験しています。
なかなか合格は難しいようですね。
合格率2%から5%の壁は突破するのは容易では無いですね。
司法書士試験は受験生の多くが専業受験生や浪人生。
難関国家資格は、受験生の層が厚いです。
税理士試験の税法科目でも同じことが言えますが。
受験生の多くは専業や浪人生と来ています。
ライト層が少ない試験の5%は厳しいですね。
司法書士を持っている人は凄いと思います。
いつ受かるのか分からない。
10年近く頑張ってもダメかも知れない。
ダメだった時のダメージは計り知れない。
受験していた経験だけが残ります。
会社員など兼業受験生なら、ダメージは少ないかもです。
専業の受験生だったら、見るも無残としか言いようがありません。
普通に会社員していた方が豊かな生活が送れた。
行政書士の場合、専門分野を磨いていた方が儲かった。
この様な話は稀によくあります。
難関国家資格はある種の博打だと思います。
合格出来たら人生が変わるかもですが…
(あくまで可能性です)
司法書士や税理士や弁護士などの難関資格を取ったらモテるか?
正直、人によるとしか言いようがありません。
医者だろうと公務員でも50代独身男は少なくないです。
肩書のパワーでもカバーしきれないオーラを放っています。
ぶっちゃけイケてない人は、国家資格があってもモテないです。
40や50過ぎのイケてない資格者より20代の会社員の方が遥かにモテます。
モテたいという理由で難関国家資格を受けるのはお勧めしません。
失敗したら膨大な時間とお金が海の藻屑と化す試験。
難関国家資格は予備校代も半端なくかかります。
人生を狂わせる部分もある。
難関国家資格は何らかの形で人生が変えてしまう。
そんな過酷な博打に何年も挑戦し続ける狂気。
私には行政書士が精一杯でした。
かつて税理士試験を本気で頑張ってB判定の不合格。
2回目の受験で撤退しました。
そんな博打みたいな司法書士試験。
行政書士をやりながら目指す人がいます。
大抵は市民法務専門の相続系行政書士です。
相続は登記まで出来ないと難しいのでしょうかね。
行政書士単体で限界を感じるのかもですね。
逆に私のような許認可系の行政書士は興味ない人が多い。
入管系行政書士も同様ですかね。
どちらも司法書士が無くても一切困りません。
司法書士とシナジー効果が少ないのもありますね。
許認可系の場合、司法書士はライバルではなく協力業者です。
博打じみた挑戦よりも、自分の専門分野を極めた方が堅実。
10年頑張って合格して、もう一度新人からスタート。
行政書士業務も片手間で事務所の基盤も脆弱。
許認可分野を10年頑張れば、その分野のエキスパートです。
入管業務、建設業、自動車、風営、民泊でも。
1年から2年で合格できるなら…
もう少し事情は違うのかなと思います。
大きな声で言えないですが、
許認可系から見ると拗らせた人も少なくない印象が。
行政書士相手に資格の難易度をドヤ顔で語る様子は。
許認可で忙しい行政書士からすると…
そうなんだ、凄いですねとなります。
この人には仕事を回すのを止めとこうと心の中で呟きます。
今日はここまで。