10年後もマーケティングに振り回されたくない。
久しぶりに記事を書きます。
ぎっくり腰で2週間ほど机に向かえなくなり、ブログを書く習慣が無くなっていました。
仕事にも収益にも繋がらないと優先度は低くなるものですね。
行政書士ブログが続かない理由もここにあります。
私の周囲でもブログを書き続ける人は1人か2人位のものです。
行政書士に限らず、商売はリピート客が居ないと経営的にシンドイです。
新規顧客を獲得するコスト、信頼関係の構築などなど。
新規開拓は楽ではありません。
ネット、リアル営業など業務と並行して行う必要があります。
最初のころは楽しいでしょうが…
(私も最初の数年は楽しかった)
色々な施策を考えて、実行して結果が出ると脳汁がドバドバってヤツです。
3年4年5年…10年と新規だけを追いかけるのは大変です。
中途半端に忙しくなると、両方を追いかけるのは大変です。
(人を雇って任せられる人は別でしょうが)
人を雇うほどではない、しかし仕事に追われて休めない辺りが大変かと。
もっとも人を雇ったら雇ったで、経営者の悲劇が始まるのですが…
「経営者の悲劇」…
とある経営コンサルタントが言っていた話です。
人を雇うと会社の維持費が爆上げします。
維持費と自分の給料を稼ぐために前より営業が必要になる。
お金の流れも複雑になり、外部からの資金調達が必要になることも。
一度規模を大きくすると、サイズダウンは至難の業。
気が付けば、スタッフの給料と家賃を稼ぐためだけに働いていると。
昔の私がそうだった。
自分の給料はゼロで、休みなく長時間働き続けました。
(ゼロどころか、なぜか借金が増え続けた)
様々な柵で撤退することも出来ず。
話を戻します。
10年後もネット集客だ!税理士営業だ!マーケティングだ!
なんて言い続けたくないですね。
少なくとも私は嫌です。
営業やマーケティングは士業事務所にとって非常に重要なのは確かです。
だけど、だけども…
リピート客と紹介で事務所が回るようにしたいものです。
理想は一見さんお断りの事務所ですね。
新規客はコミュニケーションコストが高いです。
お互い信用ゼロからスタートするので、予防線を色々と張り巡らせる必要があります。
・お願いした書類が出てくるのか?
・連絡が付くのか?
・最初の面談と言っている事が矛盾しないか?
・確実に報酬と必要経費を入金してもらえるのか?
身分系の入管は上記3点。
許認可の新規顧客の場合は全部。
入管系はCOEも在留カードも事務所に届くので、入金漏れは比較的起こりにくいかと。
また手数料も8,000円から4,000円です。
建設業許可は、許可証は相手の事務所に届きます。
(許可証が届いても、報告しない人も…)
また役所への手数料も9万円~と非常に高額です。
(自動車業務になると立て替えの桁が違うと聞きます)
顧客は良い人が多数派で、一握りの○○が混じります。
一握りの○○が非常にストレスになります。
行政書士でも食えてる人は、リピート客を抱えている人が多いです。
リピートは同じ人でなくても、元顧客からの紹介でも良いです。
建設業許可は比較的にリピートし易い業務と言われています。
入管業務の場合、就労ビザは比較的にリピートが見込めます。
(経営が安定してる入管専門は就労系が多い印象)
将来的に行事務所経営で楽をしたいなら、リピートが望める業務がベストです。
今日はここまで。