行政書士は業務の掘り下げがUSPにつながるかと

ミスター・フー

2023年05月07日 10:39




GWも最終日になりました。
今日が終われば9日に渡る連休も終わりますね。

休日を有効活用しようと試みるも…
結局は何もできずに終わることが多い気がします。
(あるあるですね…)

今日は業務の絞り込みと深堀りについて。
開業当初から専門分野を決めている人、そうでない人がいます。

最初はジャンルを絞らないのも手かと。
たまたま受任した業務が性に合うことも良くあります。
知り合いは障害福祉業務をたまたま受任して専門化したことも。

逆に自分には合わない業務が分かることもあります。
ぶっちゃけると、合う業務より合わない仕事を見つける方が重要かも。

行政書士の良い部分は、ジャンル事に仕事の進め方が変わります。
また顧客層も大きく異なるものです。
合わない業務や客層があった場合、別のジャンルに挑戦することができる。

税理士や社労士、司法書士はそうはいかない。
業務の種類が実質的に一種類しかない為、その仕事が合わないと悲惨です。
(取得コストが行政書士より高いのも辛い部分)




話を戻します。
行政書士業務で自分にあった業務を見つけるとします。
その後は他ジャンルに浮気しないで掘り下げるのが吉です。

良く言われる業務や集客の効率化もありますが。
行政書士の業務は、深堀りすることで面白くなってきます。

深堀することで、仕事の単価を上げることも可能。
表面的に許可を取るだけだと、単価は叩かれるものです。

例えば建設業許可なら、許可を取った後のサポートがあります。
一般的には決変や更新、変更届のスケジュール管理。

次は産廃収集や宅建などの関連業務。
またはCCUSやグリーンサイトの登録や操作方法について。

目指すは経営事項審査や入札参加資格申請など。
(建設業許可は経審まで担当できると旨味が段違い)

さらに建設業法に関するアドバイザーなど。
配置技術者の問題、契約に関する話など。

または入札や公共工事に関するコンサルタントなど。
(渋谷に有名な人がいますね。)

要は許認可の後ろには、行政書士がお手伝いできる世界が広がっていると言いたいのです。

許可を取った後は、運用がまっています。

無理に補助金や融資コンサルにならなくても良いかなと。
(補助金も融資コンサルも行政書士である必要はない)
もしくは社労士や司法書士などのダブルライセンスなども。

行政書士で微妙な人が他士業になっても、取り扱い業務が増えただけの微妙な専門家です。
ダブルライセンスには同じスペック同志での競争が待っています。

司法書士も社労士も税理士も希少な存在ではありません。
(本町や谷町を歩けば掃いて捨てるほど居ます)

理想を言うなら、本会レベルで権威、大先生と呼ばれる様になれれば最高です。

だけど実際のところ、トップofトップまで行かなくても良いかと思っています。
トップofトップとは一流の中の一流、超一流ですかね
(昔、叶姉妹が、自分たちが宿泊するホテルはトップofトップのみと言っていた)

自分のコニュニティー内でプチ権威になれればヨシです。
超一流の権威が居たとしても、気軽に相談できる相手ではないかと。
(名刺を交換したレベルでは相手にもしてもらえない)

例えば入管分野の権威は山脇弁護士かと思います。
入管で困ったことがあった場合、山脇弁護士に気軽にコンタクトを取れる人は…

そういう事です。

今日はここまで。