今日はChatGPTについて。
このところ、オープンAIのChatGPTが大流行りですね。
Twitterを始めとするSNSでも言及している人も居ます。
また某有名行政書士達がプロダクトローンチを出していたのも記憶に新しいです。
個人的にはChatGPT単体で、行政書士が廃業に追い込まれるとは思っていないです。
時代に取り残されたオッサンだから…
ChatGPTのヘンテコ回答を見て、そう思うのか…
ChatGPTなどの人工知能は恐ろしいスピードで成長しています。
この点に関しては誰もが頷くでしょう。
個人的に思う話ですが。
行政書士は相談業務だけで飯を喰ってるのかですね。
(大半の行政書士は、そうでないと思っている)
アドバイスだけで飯が食える行政書士になりたいものです。
相談は全てオンラインで完結して、料金は完全前払い。
ChatGPTに質問をぶつければ、回答が得られます。
その回答は正しい事が多いでしょう。
その内に質問の行間にある事柄も推測するようになるかもです。
ただ許認可業務に関しては、正しい答えだけ知っても意味がない気がします。
人工知能に質問するまでもなく、役所が答えを出しています。
しかも手引きで書類の書き方や必要な書類を詳細に説明しています。
正しい答えを知る事と、許認可を取得することは違うように思っています。
顧客の話を聞き、許可が取れるかを書類などチェック。
許可を阻害する部分は何処にあるかを確認。
阻害する要素はどの様にすれば除去できるのか?
足りない要素を別の書類でカバーできないか、役所の担当官と協議。
手引き外の書類提示は、役所との話し合いを経ないと使えないものが多い。
前回は話し合いで大丈夫だったから、今回は何も言わずに提出したら…
手引きに載っていない書類だからダメと拒否される事は普通にある。
今のところChatGPTはネット上にある情報を参考に回答します。
ネットの外にある事柄は、知るすべがありません。
ChatGPTは便利なツールです。
補助的に活用することで生産性が上がる事は間違いないです。
ただ万能ではないです。
またChatGPTを使うには、質問力が必要です。
現在のところは、テキストで文書を打ち込んで質問します。
普通に面談するなら1時間以上は必要な内容をテキストで行う…
想像以上に大変な作業ですね。
また質問者が問題を的確に把握している必要もあります。
何が問題か分かっていない状況だと的外れな質問に。
的外れな質問の回答も使えるか微妙な回答になります。
私を含め、人は自分の問題を客観的に把握している人は少ないです。
特に自分事になると、色々な感情が入ってしまうので余計にです。
今日はここまで。