大先輩が言っていた値引きと相みつ客は止めとけは正しかった

ミスター・フー

2022年12月18日 13:15




今日は行政書士の相見積もりと値引きについて。
多くの行政書士は、値引きや相みつはダメだと言います。

これを見て、自社と業界を守るための方便と思うかと。
実際に理由なき値引きや相見積もりで仕事を取るのはリスキーですね。

ネットスラングで時折見かける

謎の勢力「値引きと相見積もりの業務受注は止めとけ!」

俺「うるせぇ!、」

暫くしてから…

俺「値引きと相見積もりの業務受注は止めとけ!」

多くの場合でこの様な感じになりますね。
私も開業当初は、上記のやり取りを行っています。

値引きと相見積もりは避けた方が良い理由を上げてみます。

・業界の価格破壊を推し進める
・貧乏暇なし事務所へ
・集客コストに大差なし
・値段が変わっても責任の重さは一緒
・価格と釣り合わないクオリティ
・常連になられると困る

業界の価格破壊や貧乏暇なしは言わずもがな。
単価を下げれば、件数を取る必要があります。

正直、相場を乖離した値段なのでモチベーションはだだ下がり。
常に時給を意識しながらの仕事になります。
(全然面白くない仕事になるかと。)

集客コストですが、値段で大きな差がつきません。
サイト集客するにせよ、リアル営業するにせよ。

1割りや2割引き程度では、強力な集客力は生まれません。
価格だけで勝負するなら、いわゆる業界最安値をさらに下回る価格にする必要が。

行政書士の業務は、究極的に言えば許可を取る事です。
それ以外の事は、おまけに過ぎません。

顧客は相場の半額だろうが、相場通りだろうが関係ありません。
報酬を支払うのだから、結果を出せと言われるだけです。

責任の重さは、高額でも激安でも一緒です。
行政書士側はリスクだけ重くて、リターンがない状況です。

顧客の大半は良い人ですが、ごく一部の人の話です。

相見積もりが好きな方は、いわゆる賢い消費者です。
値段と釣り合わない品質を求められる傾向が多いです。

その割に支払いは渋られる事も多いですね。
催促するも反応なしで、ストレスが溜まる結果に。

最後に常連になられると困るですね…
首尾よく業務完了したとします。

その後に更新などでリピートがあります。
(許認可はリピートが最大の旨み)

だけどもリピート時も激安価格です。
値上げなどさせてもらえません。

また激安で請負った顧客から紹介が来る可能性も。
紹介客も激安価格&キックバック。

渋い顧客が紹介をバンバン振ってくることは稀ですけども。

マジで言います。
値引きと相見積もりからの受注は止めとけです。

今日はここまで