行政書士はストレス耐性が無いと厳しすぎます。
今日は行政書士とストレスの付き合い方を考えてみたいです。
個人的に行政書士を続けるに、一番大事なスキルはストレス耐性だと思います。
集客のスキルや実務能力も大事ですが、メンタルが弱いと実力が十全に発揮できないです。
入管業務を始めとする許認可業務は、申請書を提出した後、本当に許可が出るか不安で一杯になります。
配偶者ビザの申請で、自分の見通しが合っているか不安で一杯です。
どんな鉄板案件でも不安から逃れることは出来ません。
お客様に対するプレッシャーや不安が常に付きまといます。
初めて行政書士として単独で受注した後に、思ったことがあります。
1件でもプレッシャーで心がボロボロになる。
これが何件も積み重なると…
今のままでは、早晩に自分のメンタルが崩壊するだろうなと。
プレッシャーと不安に打ち勝つことは可能か?
私の答えは「NO」でした。
元々心が弱い人が、少々のトレーニングを積んだ位では強くはなれないです。
そんな時に思い出したのが…
OL進化論13巻にある幸せな家庭を夢見る女性に向けて、言い放った料理教室の先生のセリフです。
冷めきった関係の夫や反抗期の子供たちや折り合いの悪い姑にも毎日食事を用意する。
それが主婦です。
料理にいちいち感情を込めていては、人生乗りきれないのです。
仕事にいちいち感情を込めていては心が持たないのは、料理も行政書士業務も同じだなと…
この日から極力自分の仕事に感情を込めるのは止めました。
(完全には不可能ですが、精神衛生は格段に良くなりました。)
所詮…仕事は仕事に過ぎません。
嫌な仕事も辛い問題も楽しい仕事も、突き詰めれば全部タスクです。
嫌でも辛くても片付けないと何も解決しません。
タスクを処理するのに感情は不要です。
機械のように淡々と片付けるだけです。
厄介な問題が出てきたら、ああ…またタスクが増えたな、と解釈しています。
タスクが多いか少ないか、基準はそれだけで十分です。
こう考えるようになると、仕事もプライベートの厄介ごとも平気になれます。
こんな方法も有ると言うことをご紹介いたしました。
参考にする必要はございません。
今日はここまで。