行政書士事務所は駅前が有利。

ミスター・フー

2020年01月28日 13:40




前回に引き続き自宅事務所から、賃貸の独立事務所への移転記事です。
今回は事務所の場所です。

行政書士などの士業の場合は、立地に拘らなくても大丈夫・・・
一見そのように思えますが、事務所の場所は非常に大事です。

特に入管業務の場合は、立地だけで勝負できるエリアもあります。
有名な例では入管局の隣に事務所を構えている行政書士ですね。
この事務所は広告も何もしなくても、相談者がひっきりなしにやってきます。
(この行政書士に先見の明があったのでしょう。)

また大使館と最寄り駅のルート上に事務所を構える人も居られます。
大使館に用事がある外国人を取り込める有利な場所です。

生野区や東大阪なども帰化を狙う上では有利な立地ですね。
(実際に生野区で事務所を構えている人は、特に何もしなくても帰化の案件が多いと聞きました。)

なぜ多いかは大阪人なら直ぐに分かると思います。

または梅田や難波などの巨大な駅がある場所も悪くありません。




しかし・・・
大半の行政書士は、最高の立地に事務所を構えるだけの資金力は無いと思います。
(実際に私にもありません、また家賃が払えても審査で弾かれる可能性が高いです。)

家賃が払えるのと、実際に貸して貰えるかは別問題です。
(人気がある場所は大家も不動産屋も非常に強気です。)

結果的に借りられる場所は、自ずと限られてきます。
自分のスペックと相談しながら、できる限り理想に近い物件を探すことになります。
(実際はかなり妥協することになりますが)

賃貸事務所の物件の探し方は以下の通りです。

私はアットホームと言うポータルサイトで物件を探していました。

サイトはこちらです。


https://www.athome.co.jp/



理由は検索結果で上位に出てくること。

もう一つは掲載されている物件の数が多いことです。
安い物件から高額な物件まで色々とあります。




アットホームで入れた条件は以下の通りです。

・事務所を借りたいエリアと沿線。
・貸事務所。
・家賃の目安。

最低限の情報だけを入れて検索してみました。
絶対に外せない条件が二つだけありました。

・駅前であること。
・支部の管内から出ないこと。

駅前なのは来客型の事務所には必須です。
駅から遠いと、お客様に来てもらい難いです。

所属支部の管内であるというのは、支部の理事をしていること。
あとは人脈が支部管内に集中していることです。

あまり社交的ではない人は、支部を中心に人脈を構築することをお勧めします。


結果的に条件に適合した場所は2~3か所でした。
その場所の内覧をアットホームを通じて、不動産屋に連絡しました。

独立事務所を借りる予定が無くても、アットホームを見ていると結構面白いです。
自分が知っている場所が借主を募集していたりします。
あとは誰が借りるんだろう?と疑問に思うような場所などもあります。