ネット集客ではノウハウやコンテンツの出し惜しみは見込み客を失うリスクがあります。

ミスター・フー

2019年11月03日 17:57




行政書士に限らずネット集客で失敗する典型的な要因をご紹介します。
それは・・・

コンテンツやノウハウを出し惜しみすることです。
私の周囲にいるネット集客が上手くいかない人は口を揃えて言うセリフがあります。

「全部書いて、サイトを見た人が自分でしたら意味がない」

気持ちは凄く分かります。
私もたまにそう思う時がありますので。




ネットで出し惜しみがダメな理由ですね。
いくつかあります。

・他の同業者が既にネットで公開している。
・SEO的な観点から。
・訪問者は問い合わせをしてくれない。

他の同業者が既にネットで公開している。
行政書士の貴方が業務の中核的なノウハウと思っているものは、ネットで履いて捨てるほどに公開されている場合が多いです。

嘘だとお思いでしたら、許認可関係でも入管関係のキーワードで上位表示しているサイトを確認してみてください。

ここまで出して大丈夫かと言いたくなるほどに、サイトに公開しています。
一度でもネット上に公開された情報は、もはや無価値です。
後生大事に抱え込んでいても、意味がありません。

SEO的な観点から。
ウェブ集客はSEOとSNS、AD(アド・広告)があります。
一番手っ取り早いのは、金にものを言わせて広告を掛けることです。
1枚物のランディングページを作って、ネット広告でアクセスを叩き出す方法です。

紹介などの集客経路を持たない、営業スキルがない行政書士にとっては、広告を出すことが一番確実な集客方法かなと思います。

しかし独自の集客ルートを持たない行政書士の多くは、資金も潤沢ではありません。
当たる広告媒体やコンテンツを見つける前に干上がってしまいます。
広告の運用も業務知識レベルのスキルが必要になってきます。

SEOで上位表示できた場合、低コストでお客様からの問い合わせを得られる可能性がアップします。
広告なら1日で数万円分のアクセスを、無料で集められる状態になると最高ですね。
なかなか難しいですけども。
一度上位表示しても、あっさりと圏外落ちなんてことも日常茶飯事。

SEOで上位表示させるには、コンテンツを充実させる必要があります。
ノウハウを出し惜しみすると、上位に上がらないのでアクセスが存在しません。
ライバルが出しているノウハウなら、隠す必要すらありません。

訪問者は問い合わせをしてくれない。
インターネットは比較されます。
見込み客は色々なサイトをチェックしています。
そして問い合わせをするのは、一番詳しく書かれたサイトです。

コンテンツが乏しいサイトは、見向きもされないのが現実です。
(来ても価格の問い合わせくらい)

誰にも読まれないことを前提に、つらつらと記事を書きました。